正月料理というと、完全におせち料理と答える方が1番多いです。
家庭で手作りおせちを作る方もいれば、最近では、お取り寄せでおせち料理を頼む方もいます。
せめて、おせちだけは家庭の味で食べてもいいと感じるのですけどね~
おせち料理は、昔ながらの作り方をしていれば、長持ちするはずですが、実際はいつまでもつのか、なんてわからないですよね。
おせち料理だから、保存は効くから常温でも、いつまでももつはず!と思っていたら大間違いです。
寒いから食の持ちはいいですが、それでも限度という物があります。
おせち料理は冷蔵庫に入れなくても大丈夫?日持ちは?
日持ちがするといわれている、おせち料理ですが、冷蔵庫に入れなくても大丈夫なのでしょうか?
昔のことを考えると、冷蔵庫があるわけではありませんから、絶対的に持つはず!
と思いたいところですが、いくらおせち料理でも限度という物が存在します。
おせち料理を常温で保存した場合には、最大で4日間程度しか持たないと考えておいた方がいいです。
常温保存では、長期間の保存をするのには適さないという事になります。
おせち料理の最大の難題は、余ってしまう物が結構あります。
これを3~4日間で食べきるというのは、かなり酷です。
あまり誰もが手を付けない品は、数少なく作るのがベストなのですが、どうしても余ってしまう場合もあります。
その場、冷蔵庫で保存することが出来れば、おせち料理も多少の延命処置ができることが考えられます。
◆冷蔵保存ができるおせち料理の品と保存期間◆
1. 黒豆 保存期間5日間
冷蔵保存中に火入れをすると、保存期間が2日ほど伸びます。
2. 煮物 保存期間3~4日間
冷蔵保存でも、この日数を持たせるには、毎日火を入れることが重要となります。
3. 数の子 保存期間 1週間
外気に触れないように密閉容器に入れることです。
4. 栗きんとん 保存期間 2~4日間
製造段階で砂糖を多めに入れるか、レモン汁を入れるかによって保存が多少効きます。
5. 昆布巻き 保存期間 1週間
フリーザーパックに入れてチルドで保存することです。
6. 田作り 保存期間 10日間
外気に触れないように密閉容器に入れることです。
意外と冷蔵保存が効くおせちの品が少ないですよね。
3が日で食べきるのが一番いいので、家庭で作る場合は多く作りすぎないようにするのがいいでしょうね。
おせち料理で冷凍できるものはどれ?
冷蔵庫でおせち料理がある程度保存できることが、分かったと思います。
冷蔵で保存できるならおせち料理を冷凍できるものも存在するのでは?と考える方もいるでしょう。
1. 黒豆 保存期間1か月間
冷凍で保存する場合にはフリーザーパックに小分けにして保存します。
2. 煮物 保存期間1か月間
冷凍でフリーザーパックで保存しますが、この時はコンニャクを必ず取り出しておくことです。
冷凍するとコンニャクの食感が変わってしまうためです。
3. 数の子 保存期間 1か月間
空気が入らないようにラップで包んでから、フリーザーパックに入れて保存します。
但し、数の子は冷凍することで卵が、破裂することが考えられるので、食べるときに塩抜きするようにして、あとは塩漬けのままにしておけば3ヶ月は保存可能です。
4. 栗きんとん 保存期間 1か月間
冷凍で保存する場合にはフリーザーパックに小分けにして保存します。
5. 昆布巻き 保存期間 1か月間
冷凍で保存する場合にはフリーザーパックに小分けにして保存します。
6. 田作り 保存期間 1か月間
冷凍で保存する場合にはフリーザーパックに小分けにして保存しますが、冷凍することで、田作りがくっついてしまうので、重ならないようにするのがいいです。
紹介した6品は冷凍が1か月の保存が可能という事ですが、数の子だけは、塩漬けのままの方が保存期間が長いです。
まとめ
おせち料理は保存方法の違いでいつまで保存ができるのか?について紹介してきました。
冷凍という手段は考え付いたことがないですよね。
冷凍期間が1か月となると、すっかり忘れてしまって、冷凍庫の下の方に徐々に追いやられ、最終的には来年のお正月の時に発見!
なんてことにならないように気をつけましょうね。