夢のマイホームの購入が叶った方の中に、庭で家庭菜園を行っている方やこれからやりたいという方も多いのはないでしょうか。
家庭菜園では、葉物野菜やトマト等を作る方も多いと思いますが、料理には欠かせない青ネギを栽培してみようとチャレンジしている方も知るでしょう。
家庭菜園に水をやろうとした時に、青ネギに枯れた色をした部分を見つけたら、それはサビ病という病気にかかってしまっているのかもしれません。
病気にかかっている部分さえ取り除けば、食べれそうに感じるのですが、人体に影響が出たりするのでしょうか?
ネギがさび病になっても食べられる!?
ネギは、意外とどんな料理にでも合わせられる野菜ですし、単独で焼いたりしても美味しく食べれます。
ネギを食べると何となく健康になりそうな気もしませんか?
そう考えると、家庭菜園で育てた方が、安上がりかも!なんて考えている、奥さまもたくさんいるでしょうね。
家庭菜園でネギが、順調に育っていくうちに、何となく、葉の表面にオレンジ色の斑模様が・・・
これって何?と思う方もいるでしょう。
これは、ネギの種類が良く掛かる病気のサビ病という物です。
オレンジ色の部分が、鉄が錆びたように見える事から、サビ病と呼ばれています。
サビ病にかかってしまったネギは食べる事が出来るのでしょうか?
サビ病にかかる原因は、同種寄生菌と異種寄生菌の2種類のどちらかが原因で起きますが、簡単にいうと、カビ菌の1種と思っていて下さい。
この部分さえ取り除いてしまえば、問題ないと思いがちですが、一応、菌類ですから、どこまでネギに侵入しているのか不明です。
サビ病の部分を取り除いて食べる場合には、よく水洗いしてからにしてください。
サビ病によってネギが腐っていない限りは、サビ病以外の部分は食べても人体には影響はないです。
ネギがさび病になるのは無農薬だから?
家庭菜園をやるからには、無農薬で栽培する!と頑張っている奥さまもいるでしょう。
無農薬は、家族の身体の事を考えての事ですから、チャレンジしたい所です。
ネギにサビ病が発生してしまった時に、もしかして、農薬にこだわったせい?と思ってしまいますよね。
でも、それは奥さまの思い過ごしでございます。
サビ病は、無農薬だから発生する訳では無いのです。
ネギがサビ病にかかる原因は
2.ネギを植えている土の肥料・堆肥のやり過ぎで、窒素過多になっているため
の2つが原因です。
カビ菌の胞子は風に乗って漂ってくるので、これは防ぎようがありません。
しかし、土作りをしたのは、奥さまです。
家庭菜園だからと気合をいれて、いろいろな肥料や堆肥を混ぜて、土作りをしていませんか?
野菜を育てるには、窒素は必要不可欠の要素ですが、窒素過多になってしまうと、野菜は軟弱に育ってしまいます。
箱入り娘的に、栄養ばかり与えてしまったばかりに、軟弱に育ってしまい、ちょっとした病気にもなりやすくなってしまうのです。
多少、雑草が生えているくらいが調度いい~
くらいの方が、病気に強い野菜に育つのです。
でも、土作りは重要ですから、力まずに適度に土作りをする方が、栄養が調度いい加減の土が出来るのです。
この他には、ネギを密集させて作ってしまい、風通しが悪くなっている場合もよくないです。
間隔を広く取っていても、風通しが悪い場所だと、湿気過多になって、カビの胞子が取りつく可能性も大きくなります。
窒素過多にしない
風通しのいい場所に植える
密集して植えない
3点を気をつければ、無農薬でも、サビ病にかかりにくくなります。
まとめ
ネギがサビ病にかかった場合、食べても平気なのか?と無農薬だからサビ病に掛かるのか?について紹介してきました。
サビ病は、ネギが掛かりやすい病気である事は、確かです。
それも、サビ病に1本でも掛かってしまうと、アッと言う間に、ネギ全体にサビ病が万延してしまいます。
サビ病を発見した場合には、薬剤などを散布するなどの対策が必要ですから、無農薬家庭菜園の場合には、自然由来の木作液を使用するのがいいでしょうね。