アパートや賃貸マンションに部屋を借りている独身の方も多いのではないでしょうか。
アパートや賃貸マンションでは、防犯上窓を開けて外出なんて考えられないはずです。
角部屋ではない限り、窓が1か所しかない部屋も多いですよね。
年中窓を開けずに換気をしないというと、空気はだんだんとよどんでいってしまいます。
換気をしないことには、空気がよどむと健康上あまりよろしくは有りませんし、カビや雑菌の繁殖も高くなってしまいます。
換気は非常に大事なことなのです。
問題は、部屋に一箇所しか窓がなく、換気をするのには非常に効率がわるいのも確かです。
窓が一箇所しかない場合にどうすれば効率よく換気ができるのでしょうか。
部屋の換気で窓が1つしかない場合はどうすればいい?
どうしても、1人暮らしの方にとっては、家賃は安く抑えたい!という願望もあり、角部屋を選択することはないでしょう。
そうなると、両サイドに部屋がきてしまうために、1Kの場合には窓は一つしかなないです。
窓を開けても、風が入ってこない!のです。
換気には適していないのが窓が一つの部屋になってしまいます。
換気をする場合、窓を開ければ自然と空気が入り込んで部屋中に行きわたる!
と思いがちですが、窓が一つしかない部屋では窓を開けても換気を十分にできるとは限りません。
窓が一つの部屋で換気を行う方法
1. 玄関も同時に開放
換気をする場合には、出入り口を作らないと風が部屋の中に流れ込んできません。
空気の流れを作るには、入り口と出口を作らないとうまく換気ができないのです。
換気をする場合には、玄関のドアを開けると換気効率が非常に高くなります。
2. 換気扇を回す
女性の1人暮らしで換気のために玄関を開けっぱなしにするには、防犯上非常によろしくはありません。
どんな人がいる分からないですからね。
そのような場合には、多少換気効率は落ちますが、換気扇を回して窓を開けることで外気が少しですが中に入ってくるようになります。
3. 窓の左右を開けて扇風機を使用する
この中では、1番部屋の換気効率が悪い方法ですが、扇風機を使う事である程度の換気はできるようになります。
両サイドを均等に開けただけでは、出入り口は出来ても外気が部屋の中で循環しずらい状態になります。
両サイドのどちらかに扇風機を部屋の中に向けて回すことで空気の循環が起こり換気することが可能になります。
3つほど窓が一つしかない部屋の換気方法を紹介しましたが、窓を開けただけでは換気が出来ないのは、外気圧と内気圧が影響していることになります。
出入口を作ることで、部屋の内気圧を下げることで外から風が入りこむことが出来るようになるのです。
マンションで窓のない部屋の換気をしたい場合は?
マンションの中にはどうしても窓のない部屋ができてしまう場合があります。
この窓のない部屋は基本的には人が居所としてしようしてはいけませんという法律が存在しているのです。
建築基準法28条にかかれており、窓のない部屋は納戸として使用されなければ、建築許可すらおりません。
納戸でも、そこには空気が存在しますから、換気をしないと空気がよどんでいってしまいます。
カビやホコリ臭いという事になります。
特に空き家などで、換気が何年もされていない場合にマスクなしにいきなり入ると、カビなどの菌によって肺がダメになることもあるのです。
また人の動きが無い場合には、床などが歪んだりしますので、人の動きというのは大切という事になります。
マンションの窓のない部屋の換気が悩みの種の方も多いでしょう。
扉部分に穴をあけて換気扇を取り付けるという方もいると思いますが、先ほども紹介した通り、換気には出入口が必要であるので、換気扇では窓のない部屋の換気が出来ません。
中には空気清浄器を置けばいいのでは?という方もいるでしょう。
空気清浄機は空気をキレイにするものですから、換気をすることはできないのです。
考えられる唯一の方法は、ベランダの窓を開けて、換気扇を回すことで、出入り口の確保をしてから、窓のない部屋のドアを開けます。
そうすることで、一応は空気の流れを作り出せることになります。
この他に、考えられる対策は、窓と換気扇の他に窓のない部屋のドアを開けた前に扇風機を設置して中から空気を送り出すようにすることです。
これで効果が無いようなら、最終手段として、人が出入りを頻繁に繰り返すことでドアの開閉回数を多くすることで、外圧と内圧の差を生み出す方法しかないです。
最後の手段としては窓のない部屋までにエアコンのダクトホースを伸ばして、エアコンを設置するしかないでしょう。
それだけ、窓がない部屋は換気しにくいことが分かったのではないでしょうか。
まとめ
部屋に窓が一つしかない場合の換気方法と部屋に窓が無い場合の換気方法について紹介してきました。
空気の流れを作りには必ず入り口・出口がなければ、風の通り道ができません。
夏に家中の窓を開けて換気しようとしている方もいますが、それだと逆に内圧と外圧が一緒になってしまうために、風が入り込んでこない状態になってしまいます。
ちょっとした変化が風をうんで部屋の中に外の空気を入れてくれるのです。
窓のない部屋に関しても換気は必要ですから、ある程度は出入りすることで微弱な柄空気の流れをうむことが出来ます。
一気に換気できない構造ですから、少しづつても空気の入れ替えを行うのがいいでしょう。