感染症が世界中で流行ってしまうと、使い捨てマスクが入手が困難な状況になってしまいます。
使い捨てマスクの75%が中国からの輸入に頼っていた為に、国内生産の25%をフル稼働させても、みなさんが手に入れる確率は非常に少ないのが現状です。
布マスクは使い捨てマスクと違って、洗濯することで何度も使えるので非常に助かりますね。
でも、布マスクの洗う頻度って意外と分かりずらいものです。
それに、洗濯機で洗っても大丈夫なのか?って感じたりもします。
また、布マスクの寿命も気になるところではないでしょうか。
今回はそんな「布マスク」についてご紹介していきたいと思います。
布マスクは洗濯機で洗ってもいい?やっぱり手洗い?頻度は?
洗濯することで長く使用することが、布マスクの最大のメリットといっていいでしょう。
でも、洗濯をどのくらいの頻度で洗えばいいのか?って意外とわからないですよね。
実は厚労省が推奨している頻度は、毎日洗うということ。
毎日!?って感じちゃいますよね。
口に直接あたるものですから、やはり清潔を保つためにも毎日洗うのがいいのです。
洗い方は手軽に洗濯機に入れて洗濯できればいいのですが、おすすめできません。
なぜなら、布マスクは洗濯機であらうとガーゼ部分がだんだんとほつれてきます。
そうすると、どんどん型崩れをしたりしますので、長く使用することが出来なくなってしまうのです。
「洗濯袋(洗濯ネット)」に入れて洗濯すれば?
と考えてしまいますが、こちらも洗濯機の強い遠心力と水力の影響でやはり傷んでしまうのです。
布マスクの正しい洗い方
1. 大きめの洗面器に水を張って、そこに衣類用洗剤を小さじ1杯分投入しマスクを浸します。
このとき、約10分間つけておきましょう。
2. 布マスクを10分経ったら軽く押し洗いします。
決してゴシゴシと揉み洗いをしないでください。
繊維がほつれてしまう可能性が高まります。
3. 洗い終わったら水を静かに捨てます。
中に細菌やウイルスが入っている可能性があります。
水を周りに飛び散らせないようにしましょう。
4. 洗面器に新たに水を張ってマスクをすすぎます。
すすぎ終わったら、水を静かにゆっくりと捨てます。
5. 新たに洗面器に水を張って、今度は塩素系漂白剤をキャップの7分目程度いれ、マスクも入れます。
ここでまた10分程度つけおきをします。
6. 塩素系漂白剤の中で10分たったら、布マスクを先ほどと同じように押し洗いします。
7. 洗い終わったら新しい水に入れ替えて、塩素系漂白剤が落ちるまですすぎます。
8. すすぎは2回ほど行ってから、乾いたタオルでマスクを挟んで軽く叩いて水気を取り除きます。
9. 後は乾燥ですが、乾燥機を使いたいところですが、布マスクが縮んでしまう可能性があるので、陰干しをして乾燥させます。
これが、布マスクの一連の流れになりますが、正直けっこう手間がかかりますね。
しかし自分の健康を守るためですので、頑張って取り組んでいきましょう。
布マスクの寿命ってどれぐらいなの?
布マスクやガーゼマスクといっても、人間が作ったものですから当然ながら寿命が存在します。
先ほども紹介したように、布マスクは丁寧に洗濯することで、ある程度寿命を延ばすことが可能です。
しかし、洗い方や使い方の頻度によっては、寿命が尽きるのも早くなっていきます。
要するに使い方とアフターケアのしかたによって、早く寿命が来るか長く使用できるかがかなり変わってきます。
布マスクの寿命の判断は非常に難しいところもありますが、布又はガーゼ部分がボロボロになってしまったら寿命と考えるべきでし
ゴム部分については、交換が可能ですから伸びてしまったら「マスク用ゴム」で交換しましょう。
ちゃんとした洗い方をすれば、かなり長く持つことができます。
しかし、洗濯機などに入れてしまった場合などは、10回程度でボロボロになり始めてしまう可能性が高いでしょう。
長く愛用したい場合には、手洗いで清潔を保つことが一番ではないでしょうか。
まとめ
布マスクの洗い方や頻度についてと布マスクの寿命について紹介してきました。
使い捨てマスクは便利ではありますが、感染症がはやってしまった時期には入手が困難な場合も多いです。
今回ご紹介させて頂いた方法をマスターして、布マスクを長く愛用して頂ければと思います。