私たちは、生活するうえで、さまざまな場面でマスクをする機会があると思います。
マスクをする理由は、職業的に、身体的に、精神面的と人それぞれだと思います。
一般的に使われる使い捨てマスクは、基本的に1回1回使用後に使い捨てることが推奨されています。
しかし、新品マスク開封した時、ふとマスクの臭いが気になったことかありませんか?
新品なはずなのに、どうして臭いがあるのでしょうか?
人によっては、その臭いで何だか具合が悪くなる臭いの方もいらっしゃると思います。
今回はそんな「マスクの臭い」についてご紹介していきたいと思います。
使い捨てマスクが新品なのに臭い場合に考えられる理由は?
使い捨ての不織布マスクをつけようとしたら、何だかマスクから独特な臭いがすると感じたことはないですか?
新品のはずなのに、どうしてなんだか臭うの?と思った方もいると思います。
この臭いは、マスクの製造過程での殺菌や消毒により使われる薬品が影響している事が多いです。
使い捨てマスクは、衛生面を考慮されしっかりと殺菌や消毒され一つ一つ個包装にされているものが多いです。
殺菌や消毒に使われる薬品は酢酸であるものも多く、臭いが強い酢酸は当然マスクにも臭いが残りやすいです。
その臭いを残したま、密封され出荷されるので、いざ開封すると臭いがこもっており、新品でもマスクに臭いがつく場合があります。
この、刺激のある臭いは、安価なマスクほど強く発生しやすく高価なマスクほどマイルドになっていることが多いです。
安めのマスクの方が消毒する時に大量の薬品を使いやすいため、臭いが定着しやすいからだと考えられます。
どうしてもこの臭いが気になる方は、微香タイプの物もあるので、あえて匂いがついているマスクを選んでみるのもいいですね。
マスクの臭い消しの対策方法ってある?
マスクを利用する上で気になるマスクの臭い。
この臭いには、2つの種類があります。
1つは、マスクそのものの臭い。
これは、新品のマスクでも発生し、製造過程でついてしまうので、避けることができません。
もう1つは、口臭による臭いです。
これは、長くマスクを着用していると、自分の呼気に含まれる口臭がマスクに付着して発生します。
この2つの理由は、理由別に対策方法が違ってくるため、自分はどちらのマスクの臭いが気になるかで対策しないといけません。
◆ マスク自体が臭う場合
この場合は、マスク自体に臭いが染み込んでいるため、消臭スプレーなどはあまり効果がないです。
微香タイプを選ぶなど、匂いがあえてついているマスクを選ぶようにしましょう。
安いマスクは、大量生産の事が多くて、製造過程で大量の消毒用薬品を使いやすいため臭いがキツくなりがちです。
奮発して、少し高めのマスクを選ぶのも一案です。
◆ 口臭にによりマスクが臭う場合
● 消臭スプレーを使う。
マスクに吹きかける専用の消臭スプレーです。
口臭予防はもちろんですが、ウイルスや菌もシャットダウンしてくれます。
風邪等の対策でマスクをする方も使用すると効果が高めることができます。
|
● マスク内のフィルターを変える
マスクの内側に更に専用のフィルターを付けておけば、臭いが気になった時、マスク自体を取替えなくても、内側のフィルターを変えるだけで済みます。
フィルターが手に入らない時はガーゼやティッシュで代用はできますが、元々のマスクの役割である、菌やウイルスに対する防御効果は劣ります。
● 口内を清潔に保つ
口臭は、口内の菌により発生するため、こまめに歯磨きなどを行い菌の繁殖を抑えることで、口臭自体の発生も抑えることができます。
口臭は歯周病などが原因の事も多いので、歯医者に定期的に通うことも大事となります。
まとめ
マスクは、長時間着用する方も多いと思います。
嫌な臭いだと感じた時にそれをつけ続けるのは、かなりストレスもたまります。
原因が分かっていれば、それ相応の対策もできるので、ぜひ行ってみて下さい。