自分のお子さんが中学の卒業式を迎えてから、10日前後あたりで高校の入学式が大体行われます。
高校合格時に、入学案内となんやかんやが入っている封筒を渡されます。
その中に、入学式の日時が書かれています。
この段階で、高校の入学式に親が来ないのは問題なのか?
って疑問に感じる人もいるでしょう。
自分が高校生の時のことを良く思い出してみてくれれば、おのずと答えが浮かんでくるのではないでしょうか。
高校生の入学式に親が行くなんて、親ばかすぎる!
と思っているそこの方は、まだお子さんが高校生になっていない方ではないでしょうか。
自分の子供が高校生になった時に、親が行くのは学校側の事情もあるという事をやっと理解できるかもしれません。
高校の入学式に親が行かないのはまずい?困ることってあるの?
高校の入学案内封筒の中には、必ずといっていいほど、入学式の案内と親の参加を促す文章が書かれています。
つまり、これは高校側が親も極力来てくださいね!といっているのです。
高校の入学式も大体は式が終わると、子供は各クラスに行ってしまいます。
体育館などに親が取り残される状況になりますが、そこからが、高校側からの親への説明会と役員決めになるのがほとんどです。
自分の通っていた高校は男子校(現在は共学)だったので、やんちゃ君~出来すぎ君までが揃っていました。
親への説明では、
「わが校は私立高校ですから、いう事を効かない生徒は殴ります!」
といきなり、校長からの宣言が親にありましたね。
それが、嫌ならやめてくださいと含みがあるのです。
今はそんな高校はないでしょうが・・・
親が入学式にいかないという場合は、今後3年間のカリキュラムや生活・進路指導の話もすることになるので後から
「聞いてない!」
とは言わせませんよ~と言っていると考えるべきでしょう。
役員になるならないは、親が決めることですから、欠席裁判のような決め方はされないと思います。
しかし、最悪の場合は、入学式に行かなかった親が役員になる可能性も十分あり得るという事です。
高校は、就職or進学の分かれ道にもなりますので、学校の体制を知る上では、入学式後に行われる説明を聞いておく必要があります。
入学式に行かなくても、困らないようにはなっているでしょうが、後々のことも考えた場合には、出来る限り入学式に行くような方向性で考えておきましょう。
高校の入学式で挨拶をする生徒ってどうやって決めてるの?
高校の入学式の時に新入生代表といって新入生の生徒が壇上に立って挨拶しますよね。
でも、これって誰がどうやって決めているのか、不思議に思っちゃいます。
多くの高校は、高校受験の時に、トップの成績で合格した生徒に挨拶をさせている傾向が高いです。
一番わかりやすいシステムというか、安易な決め方とでもいうのでしょう。
公立高校の場合には、トップ合格以外にも、新入生の中で出身中学の多さと、その中でのトップ成績の生徒に挨拶させる場合もあるようです。
地域性を鑑みて公平性を保とうという発想から来ている事は間違いありません。
ただ、言えるのが、高校入試の時に自分の子供がトップ通過したことを、親が入学式の時に確認取れることで、親がちょっと鼻高さんになれる瞬間でもあります。
この場合、入学式の後の保護者会で、挨拶した生徒の親が役員に押される可能性も結構高そうです。
私立高校の場合には、学校周辺の方が役員になっている確率が高かいと感じます。
しかし挨拶をした生徒の親は確実に、クラス保護者会で紹介されますから、役員になる可能性が高まります。
まとめ
高校の入学式に親が来ないのは問題ないのか?などを紹介してきました。
基本的には、仕事が外せないという方以外は、入学式に行く事がおすすめです。
3年間子供を預けるわけですから、学校の内容も親は知っておくべきでしょう。
高校生だからといっても、まだ未成年ですから学校側も、親との連絡はある程度、密にしておきたいはずです。
高校側も生徒と親の関係性も知りたいでしょうから、なるべくは入学式に行くのが、無難な判断という事になります。
呼び出しや保護者会がない限りは、高校に親が行く事はほとんどありませんから、せめて子供の晴れ舞台を見に行ってあげたいですね。