冬になると、街を歩く人々の顔にはマスクスタイルの方が多くなっていきます。
風邪・インフルエンザ・花粉症対策、最近では新型コロナウイルス対策にマスクを使用している方が多いでしょう。
現在の日本におけるマスクの約97%が不織布を使用している、使い捨てのマスクが主流です。
使い捨てマスクとなると、変える頻度はどうしたらいいのかわからない時もあります。
意外と使い捨てマスクの変える頻度って人の感覚であったり、考え方によって違ってきます。
周りの方にどうしたらいいのか尋ねても、明確な答えが必ずあるとは限らないです。
では、使い捨てマスクの変える頻度は、どのくらいが妥当なのでしょうか?
マスクは毎日変えるべき?変える頻度はどうすればいい?
◆ マスクを交換している頻度
1日1回交換している方:約56%
2日1回交換している方:約13%
3日以上で交換している方:約7%
こんなデーターが出ています。
驚くことに3日以上使い捨てマスクを使用し続けているというのは、ある意味衛生的に見えても、完全に不衛生状態です。
厚生労働省では、使い捨てマスクは、最低でも1日1回は交換することを推奨しています。
厚労省的には、使い捨てマスクの表面にウイルスや細菌・雑菌が付着している可能性が非常に高いので、最低でも1日1回の交換を進めているわけです。
本来であれば、使い捨てマスクという事を考えれば、マスクを外した段階でゴミ箱にインするのがベストになります。
実際は、通勤時に使用したマスクをポケットに入れて、帰宅時にそのマスクを付けて帰るという方が多いでしょう。
これだと、ポケットに入れてある段階で、ウイルスや細菌が増殖している可能性があります。
さらにポケットから取り出すときにウイルスや細菌に感染してしまう可能性も考えられます。
できれば、一度使ったマスクは確実に使い捨てにするのが衛生的でしょう。
経済的や入手困難という事を考えると、使い捨てるにはどこかしたもったいないという考えが出てしまいます。
しかし、自分が病気にかかってしまうという事を考えれば、そちらの方が経済的なんて言ってられないですからね。
やはり厚労省の推奨している、最低でも1日1回の交換は最低限度守るようにしましょう。
使用したマスクは何ゴミとして捨てる?捨て方は?
使用したマスクをみなさんは、何ゴミとして捨てていますか?
多くの方は、燃えるゴミとしてゴミ箱にそのままポイっとしているでしょう。
確かに、燃えるゴミで処理するで正解なのですが、捨て方にはちょっとした工夫が必要なのです。
使い捨てマスクの捨て方なんてあるの!?と驚かれる方もいますよね。
不織布ですから、そのままゴミ箱にポイっじゃいけないの?
って思っちゃいますよね。
これだと実際は正解までとはいいきれないのです。
◆ 使い捨てマスクを捨てる正確に捨てる方法
1. ビニール袋を用意する。
2. 使い捨てマスクの表面を触らないようにマスクを外します。
3. マスクの表面を触らないように、ビニール袋の中に入れて縛ります。
4. 後はゴミ箱にインします。
5. その後には、必ず手洗いを行います。(石鹸+エタノールが望ましい)
6. 完了!
使い捨てマスクを捨てるのにこれだけの工程を必要とします。
ゴミ箱の中にそのまま捨てると、ウイルスや細菌を閉じ込めることが出来ません。
そうすると再度浮遊することも考えられ、またゴミ収集をするときに飛散する可能性も否定できません。
1枚ずつビニールに入れて縛って捨てる・・・正解なのですが、ある意味ビニールを燃やすので環境的にはどうなの?
って考えてしまうのが、僕の悪い癖。
一応、厚労省が推奨している捨て方ですから、環境の事は後回しでも大丈夫という事で、勘弁してください。
まとめ
使い捨てマスクを変える頻度や捨て方について紹介してきました。
最近では、新型コロナウイルスの影響で、使い捨てマスクの入手が困難になっています。
ニュースで見たのが、中国で道路に捨てられているマスクを拾って、後で使うという方を報道していました。
それだから、治まりが見えないのではないでしょうか。
現在は衛生的過ぎる社会ではありますが、不衛生過ぎるのもやはり問題ですよね・・・