小学生のお子さんが、もうすぐ卒業というママさん・パパさんもいるのではないでしょうか。
まして、初めてのお子さんだった場合、小学校の卒業式は考え深げになってしまいます。
1年生の頃には大きかったランドセルが、卒業を迎える6年生になると小さく感じるように見え、我が子の成長を視覚的にも実感できるのです。
そんなランドセルでも、中学生になると使用されることがなくなります。
小学校の時に使用していたランドセルは、卒業したらどうすればいいのでしょうか?
お子さんに判断させる方も多いようですが、保管するにも大変そうな気がしますからね・・・
使い終わったランドセルはみんなどうしてるの?
小学校を卒業してしまうと、ランドセルの出番はもうありません。
6年間キッチリ使った、お子さんには何らかの思い入れがあってもいいはずです。
現在の子供たちは、違った感覚を持っているのか、ランドセルに対する愛着は44%の方が持っていることが、データー上わかっています。
ただこのデーターとは違って、使い終わったランドセルをどうしてるか?
1. 自宅で保管:60%
2. 他のゴミと一緒に処分:19%
3. 他の人に使ってもらう(兄弟姉妹へのおさがり・寄付):15%
自宅で何らかの保管方法によって保管している方が全体の60%もいます。
愛着がない!と答えた方の中でも、使い終わったランドセルを保管していることがわかります。
愛着はないといっても、心のどこかでは愛着に似た感情を抱いているのでしょうね。
この保管している方の中には、卒業アルバムや文集・遠足のしおりなどをランドセルの中に入れて小学校の思い出として保管している方が多いのです。
中には、ラップで巻いてダンボール箱の中に入れてあるという方もいます。
人さまざまな保管方法があるという事です。
注目すべき点は、他の人に使ってもらうという点です。
自分の兄弟姉妹なら何となくわかりますが、寄付ができるという手段があるという点です。
日本国内だけでなく、海外で内戦や情勢不安な地域の子供たちのために、使ってもらいたいという事で、寄付行為をしてくれる方が増加傾向にあります。
内戦や情勢不安は、子供たちが学ぶことを妨げてしまうので、ランドセル1つでも届けば勉強に対する意識も変わってくることを期待しちゃいますよね。
ランドセルを小学校で使うのは日本だけ!?
小学校に通っているのは日本の子供たちだけでは、ありません。
世界の各国の子供たちも小学校に当然ながら通っています。
ただ、日本では当たり前の、ランドセルを背負った小学生姿は海外では、ほとんどというよりも全く見かけることはないです。
超簡単に分類すると
◆ リュックサック型
◆ 手提げ型
◆ リュックサックと手提げのHYBRID型
◆ 小型のスーツケース型
などに分類されているのが特徴的です。
国ごとに教育制度の違いがあるためと考えられるのですが、どの国も共通しているのが、通学時の安全性の配慮です。
リュックサック型は両手がランドセルと同様に使えることで転倒時などには、大きなけがをしないで済みます。
全てに共通しているのは、反射テープがほとんどの小学生のカバンに取り付けられているのです。
どの国も子供は宝という事なのでしょう。
イギリスは、日本のようなランドセルに近い形状の物を使用していますが、大きさは非常に小さく、お弁当と後は何かが入るくらいの大きさです。
教科書は、学校において行くのがルールというかレンタル品になるので、家に持ち帰ることがありません。
また、カバンも学校側から支給されるもので、卒業時には返却する仕組みです
結構合理的です。
それとは逆に、フランスやインドでは小学生の荷物の重さが問題となっており、子供の体重の10%以上は持たせてはならないとう法律さえあります。
守られている様子はないようですが、フランスでは、最大14㎏の教材を毎日運んでいいたという子供がいたようです。
そう考えると、手提げでは持ちきれないですから、重さを支えるために子供の体に何らかの影響が出るのでは?
と懸念もされています。
我が家の3人も小学生の時には荷物が重かったですね~
この重さを毎日持ち運ぶのは大人でも苦労しそうなくらいでしたね。
思い荷物を運ぶにはリュックサック型かランドセルが適していることには間違いでしょう。
日本のようなちょっとしたハードなことにも耐えうるカバンは、海外の小学生は持ち歩いてはいないです。
ランドセルは日本独自に進化を進めた小学生専用バッグと考えてもいいでしょう。
まとめ
小学校を卒業したら、ランドセルはどうすればいいのか?について紹介してきました。
多くの方が保管しているには驚きましたが、レンタルボックスを借りてそこに預けているという方もいます。
自分の思い出が詰まったカバンですから、むげにすることはできないのでしょう。
他の使い道には、自分のランドセルから、ミニランドセルを作ってもらったり、キーケースや財布・ベルトなどにしてもらう方も大人になってから、結構いるそうです。
リサイクルというよりは、リデュースしているということです。
思い出はのランドセルが、自分の身に着けているものに変わるというのも、有りだとは思いませんか。