寒い冬のシーズンにはイベント事が増え、チョコレートを食べたり作ったりする機会も多いと思います。
チョコレートの賞味期限ってあんまり意識する事がないと思いますが、腐らせてしまって捨ててしまった!
という話もあまり聞いた事がないですよね。
店頭で売られているチョコレートの箱には、ちゃんと賞味期限が記載されていますね。
しかし、手作りで作ったチョコレートはどれぐらい日持ちするのか気になるところです。
冷蔵庫で、しばらく放置してあったチョコレート・・・
久々に開けてみると、白い粉のような物が!!
これって、カビなんでしょうか?
捨てるのもったいないけど、やっぱり食べたら危険なのか心配ですよね。
今回はそんなチョコレートに関する疑問についてご紹介していきたいと思います。
手作りチョコレートの賞味期限や日持ちの目安はどれぐらい?
基本的に、水分を含まないチョコレートは他の食材より賞味期限が長いものが多いです(市販のもの)
だいたい、半年ぐらいが目安です。
長いものだと、1年ぐらいの物もあります。
ただし、生チョコやトリュフなどのように、加工品や乳製品が加わってくると大きく異なります。
特に、手作りチョコレートはただ溶かして固めただけでも、売られていた時の板チョコより短くなり、約1週間程度です。
チョコレートケーキや、生チョコなどで色々混ぜっているものであれば、2~3日程度と考えましょう。
生ものと同じように、なるべく作った日に、または頂いた日に食べ切るようにしましょう。
焼き菓子以外のチョコレートのお菓子は基本的には冷蔵保存です。
焼き菓子も、常温保存で大丈夫ですが、湿気ないところを選び乾燥剤などを入れて湿気を吸わないように保存することが大切です。
チョコレートにカビは生えるか?腐るとどうなる?
チョコレートにカビが生えたという話をあまり聞いた事がないですが、チョコレートにカビが生える事はあるのでしょうか。
カビが生える条件として、水分・湿度・温度が関係しています。
水分が極端に少ないチョコレートはカビが生えにくい食材です。
ただ、長く冷蔵庫などに入れておくと表面に白い粉のような物が付着することがあります。
これは、チョコレート特有に起こる、カビではなく、ブルーム現象という現象です。
チョコレートに含まれる、カカオバターの脂肪分が溶けたものが、冷蔵庫に入れることで冷えて固まり白く残って、カビのように見えてしまう現象のことです。
こうなったチョコレートを食べても、特に体に害はないので食べても問題ありません。
しかし、ブルーム現象が起きてしまったチョコレートは、品質としては劣ってしまします。
普通に食べる分ににはほぼ分からないレベルなので気にしなくても良いです。
ですが、高価なチョコレートを購入した際などは、なるべくブルーム現象が起こらないように保存して食べたいところです。
カビが生えにくいと言っても、加工物が多く入っているチョコレートの場合は、もちろん保存方法次第ではカビが生える事もあります。
主に多いのが、白カビです。
綿毛のように、フワフワしており、ブルーム現象のように粉状ではないので、見ただけでも分かるでしょう。
次に、青カビです。
青緑の斑点状のカビです。
食品で発生しやすいカビは、主に上2つです。
これらが、発生した際は、絶対に食べることは避けてください。
まとめ
チョコレートの理想保存温度は28℃以下です。
冬は常温で保存する方もいるかもしれませんが、暖房が効いた部屋だと、温度も高くなりがちです。
面倒であってもきちんと涼しい所に保管して、ブルーム現象が起きないように工夫していきましょう。