チョコの湯煎は温度計なしでも大丈夫?温度を保つには?

チョコ
お菓子作りの中では欠かせない材料のひとつがチョコレートです。

しかし、ちゃんと溶かしていないと、分離したり、綺麗なマーブル模様ができなかったり、味にムラが出来たりします。

チョコを溶かす時、作り方の手順には湯煎という表記が多いと思いますが、湯煎って何度ぐらいを指すか知っていますか?

更に、家に調理用の温度計がないと、正確な温度も測れないですよね。

温度計がない場合は、どうすればいいのでしょうか?

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チョコの湯煎で温度計がない場合どうする?温度保つには?

一般的に、チョコレートを湯煎で溶かす際の適温は50℃とされています。

チョコレートは、とても繊細な食材のため、たった1℃変わるだけでも仕上がりがかなり変わってきます。

出来れば、温度計を使いながら、行っていくのがベストではありますが、一般的な家に調理用の温度計があるのは少ないでしょう。

温度計がない場合はどのようにして温度調整を行っていけばよいのでしょうか。

いくつか、方法はありますが、基本は沸点の見極めになります。

500㎖とか1Lとか、まずは水の量を決めて沸騰させます。

水が沸騰し出すと、沸点が約100℃に到達するため、同じ量の水を入れることで温度が半分に下がります。

ただ、この時に入れた水が0℃の場合の話なため、実際、常温のお水なら、15℃~20℃です。

冷蔵庫の入れていた水なら1℃~5℃。

野菜室に入れいた水なら5℃~7℃前後となります。

そのため、1:1で割っても50℃とならない事がほとんどのため、少し水の量を多めにしてあげるとよいでしょう。

もう1つは、湯煎用にお水をふっとうさせる時に、途中で火を止める方法です。

沸騰し始め、鍋底に泡がたつかたたないかぐらいになると、温度として約50℃ぐらいになります。

そこで火を止めましょう。

泡が完全にたち始めると60℃を超えてしまうので、気をつけて下さい。

気をつけなければいけないのは、そのまま火にかけながらチョコを溶かすことです。

50℃に到達してからも、チョコを溶かしながら火をかけ続けていると、温度があがりすぎて、チョコレートが焦げてしまいます。

湯煎で溶かす場合は、かならず、ボウルを2つ用意して、1つにお湯、その上からチョコレートを入れたボウルをのせ溶かす方法を、行ってください。

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チョコを溶かすのにドライヤーはあり!?

チョコを溶かす時に、思い浮かぶ方法として、お湯を使う湯煎や、電子レンジが多いと思います。

これ以外に、ドライヤーを使う方法もありなんです!

方法は、簡単です。

溶かしたいチョコレートをボウルに入れます。

この時、小粒サイズに割っておくと滑らかにムラなく溶かすことができます。

ドライヤーは、必ず弱風で!!

強風にしてしまうと、チョコレートが飛び散ってしまうので危険です。

30秒程当てて、ヘラなどでかきまぜてみてください。

一気にやるのではなく、様子をみながら少しずつ、時間を増やしていくと失敗がないです。

ドライヤーは、お湯を沸かす手間や、間違えて湯煎中に、お湯をチョコレートの中に入れてしまった!

という失敗もなく、電子レンジによる温めすぎによる焦げも発生しないので、初心者の方にはとてもおすすめの方法です。

チョコの種類によって湯煎の温度が違うって知ってた?

お菓子作りの時に使うチョコレートは主に、ビター、ミルク、ホワイトとありますね。

実は種類によって、溶ける温度が違う事をご存知でしょうか?!

ビター 50℃~55℃

ミルク 45℃~50℃

ホワイト 45℃~50℃

となります。

乳製品を含むチョコレートの場合、個体から液体に変わる温度が低いため融解温度が低くなります。

まとめ

チョコレートが綺麗に溶けているかで、お菓子の仕上がりに差が出てきます。

家にあるもので簡単に出来るので、ぜひチャレンジしてみてください!

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