日本の冬は結構寒いですよね~。
これでも地球温暖化で温かいとは言われていますが、寒いものは寒いです。
朝起きてカーテンを開けると窓一面に水滴の幕が・・・結露・・・
これを見るとガッカリ&拭かなければという事になります。
意外と結露って冷たいんですよね。
結露は冷たいガラスに、温かい部屋の空気が交わることで発生します。
急激に冷やされた温かい空気から飽和状態になった水が窓につくという事ですから、当然結露は冷たいのです。
このふき取りがめんどうな結露を暖房器具で何とかしたいと思うのが、人間の心情ではないでしょうか。
エアコンは結露しにくい?ガスファンヒーターや他の暖房器具は?
あなたの家では、冬の暖房器具は、何をお使いですか?
エアコン・ガスファンヒーター・石油ストーブ・電気ストーブ・こたつ・ホットカーペットなどいろいろな器具が存在しています。
ちなみに、うちの越冬には、電気ストーブとホットカーペットのみです。
これは我が家の女王陛下のご命令のタメなのですが、自分の部屋では、それすらもゆるされません。
つまり、着ぐるみ熊さん状態に服を重ね着して越冬するので、自分の部屋のみ結露が出ることがないのです。
エアコンやガスファンヒーターなどで、結露しにくい暖房器具はあるのでしょうか?
窓に結露ができるには、空気中の水分が関係しており、冷たい窓にぶつかると気体の体積が縮むためにキャパオーバーした水分が結露となります。
空気中の水分を減らすことが出来る暖房器具または、空気中の水分を増やさない暖房器具が、窓の結露をしにくい状態にしてくれるのです。
◆ 結露がしにくい暖房器具
エアコン
電気ストーブ
ホットカーペット
こたつ
などです。
◆ 結露を出しやすい暖房器具
石油ストーブ
ガスストーブ
ガスファンヒーター
などとなります。
よくこの2つを見比べてみてください。
燃焼系の石油ストーブ、ガスファンヒーターなどが結露を起こしやすい事がわかります。
燃焼している時に、空気中に水分を温かさと同時に放出しているのです。
カーテンを開けた時に、結露をさせたくない場合には、エアコンが1番使い勝手がいいでしょう。
但し、部屋の中はかなり、乾燥しますから風邪をひきやすい状態にはなってしまいます。
部屋の中でもマスクを着用したり、濡れたタオル等を1枚つるしておくなどして、湿度が低すぎることがないようにするのもいいですね。
窓の結露防止には洗剤が効果的?
前章で、結露をしにくい暖房器具をご紹介しました。
後は暖房器具だけでなく、窓そのものに結露防止対策を講じておけば、毎日の結露拭きから解放されるはずです。
最近、中性洗剤を使用すれば、結露が防げるという方が多くいますが、本当にそうなのでしょうか?
この結露防止対策として中性洗剤を使うと結露が出ないのか?
といわれると、完璧とまではいきませんが、結露がしにくいという効果があることがわかっています。
なぜ洗剤?と思う方もいるでしょう。
中性洗剤には、界面活性剤が使用されており、界面活性剤を窓に塗布することで、窓に薄い被膜を作ることが出来ます。
界面活性剤は水滴が付きにくい性質があるために、窓に結露ができにくい性質があるのです。
サッシ部分は結露してしまうので、こちらは一度アルコールで殺菌処理を施してから、中性洗剤を使用することで、サッシにも結露がしにくい状況を作りだしてくれます。
中性洗剤は薄めた方がいいのか?原液そのままでいいのか?
と気になるところですが、原液をそのまま雑巾につけて窓を拭いても問題はありません。
めんどくさがりの方は原液で、原液はもったいないという方は、水で中性洗剤を薄めたものを使うといいでしょう。
薄める場合は水:中性洗剤=20:1
程度で薄めるのがいいでしょう。
水100mlに対して中性洗剤5mlという事になります。
この中性洗剤を窓に塗布した場合の効果は約1週間程度続きますから、曜日を決めて中性洗剤を塗布してください。
まとめ
結露しにくい暖房器具と洗剤を使うと結露はしないのか?について紹介してきました。
結露を放置すると、カーテンや壁紙などが黒カビに汚染されてしまいます。
黒カビは健康被害の温床にもなりやすいので、結露を発見した段階で、速やかに拭き取って乾燥させるのがベストな処理になります。