お正月になると門松しめ縄、そして鏡餅といった飾りを飾るご家庭も多いと思います。
ところで、鏡餅ってなんのために飾るかご存知ですか?
そして、鏡餅を置く場所がバラバラなイメージではありませんか?
正しくはどこに置く事が正式なのでしょうか。
実際に置く場所がなくても、知っておくだけでも、今後役に立つと思いますので是非ご覧になってみて下さいね☆
鏡餅はどこに置くといいとかあるの?
鏡餅は、大きなものから小さなものまでありますが、本来はどこに置くのが正式なのかご存じですか?
本来は、床の間に飾るのが一般的です。
ただ、最近の家の作りだと、大きな部屋や、床の間がある家も随分と少なくなりました。
床の間が無い家だとどこに置いていいか困りますよね。
床の間がない家の場合は、次のような場所に飾るようにするのがおすすめです。
◆ 玄関
床の間が無い家や、置き場所に困っている家庭で1番置く場所率が高いのが玄関です。
スペース的な問題はもちろんですが、毎日通る場所なので目に付きやすいのですね。
空気の入れ替わりもするので、置く場所として1番オススメです。
◆ リビング
サイドボードの上やテレビ台のといった場所が良いでしょう。
大きな物であれば場所を取るので、スーパーなどで売っている、小さめのものを選んでみて下さい。
◆ キッチン
高い所を選んてレンジの上といった意見もありますが、みんなの共有スペースなので、場所があれば、キッチン周りも良いでしょう。
◆ 各々の部屋
勉強机が置いてある個人の部屋に、勉学に励む意味でも置いておくとやる気もアップするのではないでしょうか。
部屋が狭いなどの理由で、端っこの方に粗末に置くのはやめておきましょう。
鏡餅自体は、新年の新しい神様が宿るとされているお餅です。
ここが正解でここが不正解という、ものはありませんが、人がよく通る場所や人がよく目にする場所なとが向いています。
以前は、自分の家でついたお餅を鏡餅として飾っていたこともあり、カビが発生しやかったです。
しかし最近では、スーパーなどで買うお餅であれば、真空パックにされているので、すぐにカビが生えて食べられなくなったと言う悩みが減りました。
鏡餅を飾る理由はなぜなの?
お正月に飾る飾り達には、一つ一つにちゃんと意味があります。
どんな意味を持っているかご存知ですか?
◆ 鏡餅
新しい神様が宿る場所とされています。
お正月に飾られた鏡餅は、15日前後の鏡開きによって食べることできるようになります。
とても縁起の良いお餅なのでお雑煮などにして、なるべく食べきるようにしましょう。
◆ 門松
門松は、玄関の外に飾れるものですが、神様が宿る鏡餅がここにあるという目印として飾られます。
以前は、本物の竹で作った門松が飾られていました。
最近ではお金や手間の問題もあり、門松が印刷されて紙を玄関に貼る家も少なくないです。
◆ しめ縄
しめ縄は、お正月以外もお祭りや神社などでよく見かけますね。
しめ縄は、「そこから向こう側に神様がいる清い場所です」といった境界線の意味を持ちます。
まとめ
鏡餅は、1つしか飾ってはいけないというきまりはありません。
神様の宿る場所でもあるので、スペースがあるのであれば何か所かに飾り、新年を気持ちよく迎えましょう。
最近は、以前のような「お正月」といった風習が薄れつつあります。
いろんなことが簡潔化、省略化されてきているように感じますが、ひとつひとつ意味をもち、昔のから受け継がれてきたものです。
なぜやるのかの意味を知ると、またいつもと違う心構えで、素敵なお正月を迎えられるのではないでしょうか。