夏の風物詩といえば、昆虫を採って育てたり、絵日記書いたり、小学生のころ経験したことある方も多いと思います。
夏の時期しか生きないイメージが強いカブトムシですが、出来れば長生きしてほしいですよね!
今回はカブトムシの正しい餌の上げ方や、それに代わる餌などもご紹介していきます。
カブトムシの餌のゼリーをあげる頻度はどれぐらい?
以前は、スイカやきゅうりなど、家にある物や夏の野菜をあげるイメージ強かったカブトムシ。
ですが、最近では昆虫の餌専用として作られたゼリーを与える方も多いですね。
昆虫が好きな物や栄養をバランスよく配合されていて、物によりますが、安いものなら1000円前後で購入することが可能です。
外で生きるカブトムシは外界の敵が多かったり、上手く餌を手に入れることが出来なかったりと夏終わりには死んでしまう事が多いです。
ですが、家で飼育するカブトムシは攻撃してくる敵もおらず、栄養のある餌が確保されているため、野生のカブトムシより長生きする傾向にあります。
ただ、いくら長生きしてほしいからといって、餌の与えすぎはよくないので、正しいやり方を覚えましょう。
ひとつのケースで複数飼いしている場合には、1匹に1個ゼリーは用意してください。
ゼリーは1日1個を目安にあげてください。
ゼリーの減りはカブトムシの大きさに比例します。
例えばヘルクレスオオカブトなど、体が大きなカブトムシは日本でよく見かけるヤマトカブトムシより沢山食べます。
ひとつのゼリーでは1日分としては多い場合は小分けにしてあげてください。
残ったゼリー冷蔵保存しておけば、次の日もあげられます。
カブトムシは夜行性のため、餌は夜に食べることが多いです。
新しいエサをあげる時は、夕方辺りにあげるちょうどよいです。
カブトムシの餌はどんな果物でもいい?ダメな果物はある?
カブトムシの餌としておすすめの果物はバナナかとリンゴになります。
◎ バナナ
人間が食べるにも、栄養価が高くておすすめのバナナは、カブトムシも好物の食材となります。
水分が少ないため、環境を汚しにくいメリットがある反面、腐敗が早い果物でもあるので、1日ごとにこまめに交換してあげましょう。
◎ リンゴ
水分が少なくて食べる時周りを汚しません。
カブトムシは、リンゴの皮を嫌うので、剥く時に皮を残し、皮側を下にしてケースの中に入れておくと、周りが汚れなくて済みます。
メロンやスイカもカブトムシにとっては好物です。
しかし水分が多すぎるため、食べすぎるとカブトムシがお腹を壊し下痢になったりすることもあるので、あげない方がよいでしょう。
他にも、樹液の似ているからと、ハチミツを上げるのもNGです。
ハチミツを、食べた口が時間とともに固まり、口を開けられなくなってしまいます。
どうしても、あげたい場合はハチミツをかなり水で薄めてあげてください。
ハチミツは、常用せず一時的なものとしてあげること!
■ ゼリーの容量や栄養価
市販で売られている昆虫ゼリーはだいたい、16~18gぐらいの大きさが多いです。
海外産のゼリーだと60gぐらいの大きなものもあります。
さきほども書いた通り、カブトムシは大きさによって食べる量が変わってきます。
小分けにしても問題ないですが、それが手間の方は予め、自分が飼っているカブトムシの大きさによってえらんでも良いと思います。
ゼリーには、主に、「飼育用」と「繁殖用」があります。
繁殖用にはタンパク質はアミノ酸など栄養がかなり入っていて、値段も高くなります。
産卵後のカブトムシなど体力を消耗しているカブトムシにあげると回復が早いため、状況に応じて使い分けてあげてください。
まとめ
かぶとむしの餌用ゼリーは家でも簡単に作ることができますが、材料費などのコスパを考えると、市販のものを買った方が安いです。
長生きしてほしいからと、与えすぎるのは人間と同じで、カブトムシにも良くありません。
適量を守り、しっかり愛情を注いで育ててあげることが長生きの秘訣となります。