カブトムシの寿命は何月頃?長生き記録どれぐらい?ひっくり返る理由は?

カブトムシ

夏になると、カブトムシ採りや観察日記。

小さな頃、1度は体験したことある方も多いと思います。

カブトムシは夏のイメージが強い昆虫ですが、夏が終わると死んでしまうのでしょうか?

カブトムシの寿命や、長生きさせるためにはどうしたらいいか調べてみました。

カブトムシを飼っている方は是非ご覧になってみて下さいね~。

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カブトムシの長生き記録はどれぐらい?普通は何月頃まで生きるの?

カブトムシは、卵から孵化して成虫になるまでで、12ヶ月~15ヶ月となります。

寿命で言うと約1年ちょっとが平均になります。

ただ、私たちが目にするのは夏に成虫になってからが多いため、成虫からの寿命でいうと、2ヶ月~3ヶ月ぐらいとなります。

カブトムシは、子孫を残そうとする昆虫のため、卵を産み終えたあとに寿命を迎えるため、生きられるのはだいたい秋ぐらいとなります。

ただ、過去のカブトムシを飼育されていた方の中には、成虫から7ヶ月ほど生きたというカブトムシもいました。

ちゃんと育ててあげると、冬まで生きてくれるカブトムシもまれですがいるようです。

ちなみに、カブトムシのオスとメスでは、平均寿命が違います。

オスの成虫はだいたい1ヶ月~3ヶ月。

メスの成虫はだいたい2ヶ月~4ヶ月となっています。

卵を産む役割を担う、メスの方が強くて長生きするようです。

更に、野生のカブトムシより、人の手によって飼育されているカブトムシの方が、外的な危険も少なく、餌も豊富に食べることが出来るため長生きの傾向にあります。

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カブトムシのひっくり帰る理由は寿命が近づいているから!?

長くカブトムシを飼育していると、カブトムシがすぐにひっくり返るという場面に出くわす機会が増えると思います。

カブトムシがひっくり返る理由は主に二つあります。

■ 重心を支えらない為

カブトムシといえば、黒い甲羅が思い浮かぶとおもいます。

この甲羅、とても頑丈に出来ており、カブトムシはとても力持ちで、自分の力の20倍ある物でも引っ張ることが出来ます。

それぐらい、体が丈夫にしっかり出来ているのは、体の重心が固くてしっかりとした甲羅にあるためです。

そのため、枝を登る時や、何かを掴もうとした時に重心が後ろにいくと、支えきれず、ひっくり返ってしまいます。

■ 体の衰え

さきほど、重心の影響でひっくり返ることがあると書きましたが、元気なカブトムシはここで自力で起き上がることができます。

しかし、成長重ねたカブトムシの場合、人間のように徐々に足腰が弱ってきて自ら起き上がることができなくなります。

更に、ひっくり返る回数も増えて来ます。

この場合だと、残念ながら寿命が近づいてきている可能性が高いでしょう。

ひっくり返ったままだと、カブトムシには負担が大きく、さらに寿命を縮めます。

ひっくり返らないようにするには

飼育している場合、環境を変えてあげると、ひっくり返る回数が減るため、体の衰えを遅らせ寿命を延ばすのに繋がります。

◎ 土を乾燥させない

敷いてある土が乾燥していると、歩きにくくバランスを、崩しやすくなります。

握った時に団子状態になるぐらいまで湿らせて下さい。

土は幼虫のカブトムシにとっても重要となってきます。

◎ 朽木

カブトムシがひっくり返るのを爪で支えるのに必要な物となります。

ケースに合わせて、数本入れてあげてください。

◎ 枝や落ち葉を入れる

公園などによく落ちている、落ち葉や枝は、カブトムシが身を隠し休憩するのに必要なものです。

枝が無ければ、割り箸をおっていれてあげてもよいです。

◎ 新聞紙

クシャクシャにして新聞紙を数枚いれてあげるだけで、カブトムシの足場となりひっくり返るのを防げます。

新聞紙は、湿気も吸ってしまうので、土が乾燥しないように注意してください。

まとめ

カブトムシの一生はとても短いです。

限られた時間の中で真っ当しようと精一杯生きています。

少しでも心地の良い環境の中で生きられる飼育環境を作ってあげて、大切に育ててあげたいですね。

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