カブトムシを飼育していて、一番悩むのが餌だと思います。
今は、お店でカブトムシ専用のゼリーなどが売られていますね。
でもついつい買い忘れて、ストックが切れてしまった時などは、家にある物で代用できると便利ですよね。
今回はそんなカブトムシの餌についてご紹介していきたいと思います!
カブトムシの餌ははちみつでもいい?自作で作る時はどうやるの?
カブトムシは、蜜を好むイメージがありますよね。
カブトムシ専用のゼリーなどがきれた時は蜂蜜で代用は可能なのでしょうか?
お店で売られている専用のゼリーは、カブトムシが必要な水分や栄養を上手く調合して高タンパクな物として作られています。
しかし、はちみつは糖分だけしか含まれておらず、更に粘度もあり、カブトムシが食べるには適していません。
もちろん食べて直ぐに死んでしまうわけではありません。
ですが、場合によってはカブトムシの口についたはちみつが時間とともに固まり、口が開けづらくなり、食べ物を食べることが出来なくってしまう可能性があります。
緊急で、どうしてもはちみつしか手元にない場合は、水で薄めて粘度をやわらげて与えてください。
あくまでも、次までの繋ぎとするようにしましょう。
同じ蜜でも、樹液とはちみつでは全く別物です。
実は、カブトムシの餌は簡単に家でも作ることができます。
作り方をご紹介していきますね☆
● 水 1カップ
● 黒砂糖 100g
● 焼酎 2分の1カップ
● ハチミツ 大さじ2
● 脱脂綿
【作り方】
1 鍋で水と黒砂糖をドロドロになるまで煮込んでください
2 蜂蜜と焼酎をドロドロになった1の中にいれてください
3 脱脂綿に含ませて与えてください
手作り物は、日持ちしにくいので、こまめに新鮮なものにとりかえてあげてください。
余ったものは、冷蔵庫で保管しましょう。
この、人工樹液は、カブトムシの餌としてはもちろんですが、カブトムシ採取でおびきよせる時にも使う事が出来ます。
カブトムシの成虫はふんしたりする?
カブトムシは、幼虫、サナギ、を得て成虫となりますが、幼虫との時と成虫の時では糞の形状が違います。
幼虫の間は、臭いもほとんどなく黒褐色で米粒ぐらいのコロコロとした糞です。
成長していく過程で大きくなり、最終的には1cmほどの丸みのある長方形の糞を排泄します。
基本は固形ですが、驚いた時などは下痢状になることもあります。
蛹の時には一切排泄はなく、成虫になると、液状した糞を排泄するようになります。
口にする餌によって量や臭い、色が変化してきます。
カブトムシのエサとしてオススメの食材
カブトムシの餌は、手作りの樹液以外にも簡単なもので代用できます。
■ バナナ
バナナは栄養価が高く、水分も少ないので餌としてオススメです。
腐りやすいため、小さく切ったものをこまめにあげるようにしましょう。
■ リンゴ
果汁を含むためカブトムシにとって大好物な餌となります。
他の果物と違い、水分が飛び散らないのも、オススメの理由です。
腐敗を防ぐため、皮ごとカットして、皮を下にして与えてください。
最低でも、1日に一回は取り替えてあげること。
■ 乳酸飲料
お子様がいる家庭だと、お持ちの方も多いと思います。
原液は糖分が高すぎるため、薄めて脱脂綿に含ませて与えて下さい。
乾きやすいので、こまめに与えてあげる必要があります。
【オススメしない食材】
スイカ
キュウリ
以前は、よくカブトムシの餌として与えていた家庭も多いとおもいます。
ですが、このふたつの食材は、水分が多すぎるため、カブトムシがお腹を壊し下痢になりやすくなってしまいます。
絶対ダメではないですが、できる限り違うもので代用してあげたほうが、カブトムシの負担も少なくて済みます。
まとめ
かぶとむしは蜜を吸うイメージなので、甘いものがいいのかと思ってしまいがちですが、それだけではダメなんですね。
カブトムシのエサは、身近なもので代用できますので、新鮮なものあげるようにして大切に育ててあげましょう。