夏の季節に、相手の健康を気遣う暑中見舞い。
返信をする際、ある程度気心知れた友人への返信はメールではダメなのでしょうか?
暑中見舞いのマナーとともに返信例文もご紹介していきます。
返信をメールでしてもいいのかなぁ~と気になる方は、是非ご覧になってみて下さいね~。
暑中見舞いハガキの返信をメールでするのは友人ならあり!?
■ 暑中見舞いを出す上でのマナーって?
暑中見舞いは夏の暑い時期に相手の健康や安否、自分の近況を報告する挨拶状です。
以前はハガキやお中元だったりと、少し堅苦しいイメージがありました。
しかし最近はかなりゆるく、カジュアルになってきたので、そこまで、型にはまらず、気軽にだせるようになりました。
取り引き先や、目上の方であれば、ある程度かしこまった文面でハガキで出した方がよいです。
これはもう仕事だと思って割り切らないといけません。
しかし、心許せる親しき友人などであれば、無理にハガキにしなくてもメールや電話などでも良いでしょう。
メールでも電話でもかまいませんが、暑中見舞いが届いた際は、なるべく早く返信するのが大切です。
そして、友人がはがきで暑中見舞いを贈ってくれている場合には、一言でいいので、
「メールでのお返事でごめんね~」
「最近色々と忙しくてメールでの返信許してね~」
等と、お詫びの言葉を入れておくといいですね。
一言お詫びを伝えておけば、友人ならばメールでの返信に激怒したりする事もないはずです。
しかし、ビジネス相手には原則禁止です。
ビジネス関係の方へは同じ形式で返すのがマナーです。
もし、お中元も届いているのであれば、それについてもお礼の言葉を添えてください。
暑中見舞いのお返しの友人への例文はこんなのがおすすめ!
暑中見舞いの返信は、返信する相手によって文面が違ってきます。
友人など親しい仲であればそこまで形式にとらわれず、崩した内容でも大丈夫です。
上司取引先などビジネス相手であれば、ある程度かしこまった内容で返信しましょう。
今回は、お友達に送る場合の例文をご紹介します。
【例文1】
暑中見舞い申し上げます。
毎日暑い日が続きますが、元気にやっていますか?
私はだいぶ仕事も慣れてきて楽しくなってきましたよ~。
〇〇ちゃん(友人の名前)もお仕事頑張っているみたいだね。
お盆には帰省するつもりなので、時間が合えば是非是非ご飯でもいきましょうね。
まだまだ、暑いが続くと思いますが体調を崩さないよう気を付けて下さいね。
(メールでのお返事許してね~。)
令和○年 盛夏
【例文2】
暑中見舞い申し上げます。
しばらくお会いしていませんが元気にやっていますか?
こちらは、相変わらず家族で賑やかな日々を送っています。
なかなかお互いの時間が合いませんが、またゆっくりお茶でもできたらいいなと思ってます。
今年も残暑は厳しそうなので体調管理を気を気を付けてね。
(最近バタバタしていて、メールでの返信ごめんね~。)
令和○年 盛夏
友人なら言葉は崩しても大丈夫です。
・暑中見舞いの挨拶
・相手の健康を気遣った内容
・こちらの近況
・これから続く暑さについての相手への気遣いの内容
等、簡単な内容でよいので自分の言葉で添えてあげると良いでしょう。
ちなみに立秋(8月8日ごろ)から8月末ごろまでは「残暑お見舞い」として出しましょう。
残暑見舞いとして出す場合には、最後の言葉の「盛夏」を「晩夏」に変更しましょう。
まとめ
最近は、インターネットの発達や多忙な方も多く、暑中見舞いを出す人も少なくなってきましたね。
ですが、暑中見舞いは相手を気遣う日本の素敵な文化です。
はがきでの返信にこだわり過ぎず、気持ちよく言葉を交わして暑い夏を気持ちよく過ごしたいですね。