暑い日や運動後にはたくさん汗をかくので、水分補給が欠かせないですよね。
スポーツドリンクは水分補給にうってつけの飲み物ですが、体に悪いとも言われています。
スポーツドリンクは、本当に体に悪いのでしょうか?
また、どれぐらい飲んでも大丈夫なのでしょう?
今回は、そんなスポーツドリンクについて、体にいいのか悪いのか、糖尿病などの病気になる可能性などはあるのか?
などについて、ご紹介したいと思います。
夏によくスポーツドリンクを飲む方は必見です。
スポーツドリンクは体に良いのか悪いのかどっち?
暑い日には汗などによって体内の水分が失われ、脱水症状になる可能性が十分にあります。
スポーツドリンクにはミネラルやカルシウムなど、人間の体液に近い成分が含まれているので、普通の水よりも水分補給に向いていると言われています。
しかし、その他にも人工甘味料や食物添加物も含まれているため、飲み過ぎると体によくありません。
運動をしてたくさんの汗をかいたりした後にたくさんのスポーツドリンクを飲むと、失ってしまった水分を効率よく補給することができます。
しかしあまり動いていない時に少し汗をかいたぐらいで、スポーツドリンクを飲み過ぎてしまうと、糖分の摂りすぎになってしまうので注意しましょう。
スポーツドリンクの飲みすぎで糖尿病になったりする!?
スポーツドリンクには、先ほどにもご紹介したように、人工甘味料や食物添加物が含まれています。
そのため、たくさん飲み過ぎてしまうと、糖分の過剰摂取で血糖値が上昇し、急性糖尿病になってしまう可能性もあります。
あるスポーツドリンクには、なんとペットボトル500ミリリットルのサイズの中に、33.5グラムもの糖分が含まれています。
シュガースティックに換算すると、11本分もの糖分になります。
水分補給のため、健康のためにとスポーツドリンクばかりを飲んでしまうと、逆に健康に害を与えてしまうんですね。
糖尿病はスイーツやお菓子、ジュースなどの甘いものの食べ過ぎでなってしまうというイメージが強いです。
しかしスポーツドリンクなどの意外なものにも糖分はたくさん含まれています。
糖尿病だけでなく、糖分の摂りすぎは肥満、下痢、動脈硬化など、さまざまな生活習慣病になってしまう可能性があります。
なので、元々糖尿病や高血圧、生活習慣病などの持病を持っている方は、スポーツドリンクは本当に必要な場合以外はあまり飲まない方がいいでしょう。
健康な人でも、スポーツドリンクの1日の適正摂取量は2リットルほどだと言われています。
とはいえ、夏や運動の後はたくさん汗をかくので、場合によってはもっと多くの水分が必要になることもあります。
そんな時は、糖分が過剰に含まれているスポーツドリンクではなく、体に優しい「経口補水液」を自分で作ってしまいましょう。
必要な材料は、
・ マヌカハニー 大さじ1杯
・ 塩 少々
・ レモン汁 小さじ2杯
です。
作り方はとても簡単で、材料を全て混ぜるだけです。
手作りなので糖分の量も調節できますし、人工甘味料、食物添加物が含まれていないので、市販のスポーツドリンクとは違い、安心して飲むことができます。
しかし、保存料も含まれていないので、市販のスポーツドリンクのように日持ちはしません。
経口補水液を作ったら、できるだけ作ったその日に飲み切るようにしましょう。
まとめ
スポーツドリンクは人間の体液に使い成分でできているため、水分補給にはとてもいい飲み物ですが、人工甘味料や食物添加物なども含まれています。
そのため、飲み過ぎると糖尿病や生活習慣病になってしまう可能性も少なくありません。
大量の水分補給の際には、スポーツドリンクの代わりに手作りの経口補水液がおすすめです。
スポーツドリンクを飲む際は、飲み過ぎには注意して上手に水分補給をしましょう。