小学生の時、夏休み前に植えて、朝顔の成長日記をつけた思い出はありませんか?
比較的成長も早い朝顔ですが、どのくらいの時期に植えたら良いのでしょうか?
7月に植えても夏の間に咲かすのには間に合うのでしょうか。
正しい時期、植え方、育て方を知って、キレイな朝顔を育ててみましょう!
朝顔の種まきはいつまで?7月でも大丈夫?
朝顔は、種を蒔いてから1カ月~2カ月程度と比較的早く成長するため、あまり手がかからず初心者でも育てやすい花です。
種まきの時期は、気温が20℃から25℃くらいになってからがベストです。
だいたいの目安としましては、5月終わりから6月ぐらいに種をまき始めると、夏にはきれいな花を咲かすことが出来ます。
種を蒔いてから1か月ぐらいで花を咲かし始めます。
ですので、夏終わりになってよいなら7月から種を蒔いても花を咲かす事は出来ます。
朝顔の種まき時期で注意しないといけないのが、湿度です。
朝顔は、湿度にとても敏感なので梅雨の時期や雨が降った後は、カビやウイルスが発生しやすいので気を付けましょう。
カビやウイルスの影響を受けると、病気になったまま成長してしまうので、斑点やモザイクの模様となり、キレイな花が咲きません。
風通しの良い場所に移したり、薬剤を散布して予防していきましょう。
朝顔の枯れる時期はだいたいどれぐらいなの?
朝顔は、花を咲かしてから、1カ月~2カ月程度で枯れ始めます。
7月ぐらいから開花したのなら夏中は、楽しむ事ができますが、夏終わりには、枯れ始めるでしょう。
種を蒔く時期をずらせば、秋まで楽しむ事ができます。
朝顔は、朝に花が咲きお昼にはしぼんでしまうというサイクルを毎日繰り替えします。
お水が足りなかったり、あげすぎると早い段階で枯れてしまう原因になります。
種が出来始めるとだいたい枯れ始めの合図となります。
朝顔長く咲かすためにポイントをおさえておこう
比較的初心者でも育てやすい朝顔ですが、何もしなければもちろん枯れてしまいます。
ポイントを押さえて長くキレイな朝顔を楽しみましょう。
・朝顔の種は、光に当たると発芽しにくい種のため、植えた後はある程度厚みがあるぐらいまで培養土をかけましょう。
・発芽後は丈夫そうな芽以外は間引きます。
・水やりは、午前中に済ませる事。
必ず、土を触り乾燥していることを確かめてからあげて下さい。
湿っている場合はあげる必要はないです。
お水の量は鉢底から流れでるぐらいたっぷりとあげてください。
お昼の暑い時間に水をあげてしまうと土が蒸されて、根腐れの原因となる場合があります。
夏の時期は、乾燥は早いので、夕方にもう一度確認して必要であれば、もう一度水やりを行って下さい。
・ツルは夜に伸びるので、水やりは夕方までです。
夜にあげてしまうとツルの成長のさまたげとなります。
・朝顔は成長とともにツルもどんどん伸びてきます。
ほっておくと地面を這うように成長していくので、ある程度伸びてきたら、支柱を3本ほどたて、ツルをくるくると絡ませてください。
朝顔・昼顔・夕顔・夜顔。いろんな顔の種類がある事ご存じですか?
小学校の観察日記で育てた方も多い朝顔ですが、実は他にたくさんの種類の花があります。
昼顔 : 朝に咲きますが、昼になっても閉じる事はありません
夕顔 : 朝顔や昼顔はヒルガオ科という植物ですが夕顔だけはウリ科の植物のため花は咲かず、丸い実が実ります。
夜顔 : 夕方から咲き始め、夜に開花し朝には閉じてしまいます。良い匂いを放ち白い花が咲きます。
いろんなヒルガオ科の花がありますね。見た目は似ていますが、開花の時間帯が全く違いますね。
まとめ
夏を感じさせてくれる夏の植物のイメージが強い朝顔。
上手に育てる事で夏の間、楽しむ事ができます。
朝顔は枯れ始めると花の中に種を作ります。
黒くなった種を収穫して、よく乾燥させ、湿気のない所に保存しておけば、また来年もその種で朝顔を楽しむ事が出来ます。