朝顔は、どんよりとした気分を明るくしてくれる花ですね。
朝顔は自宅でも育てることができる花ですが、水やりの頻度や肥料はどれぐらいあげればいいのでしょうか?
せっかく育てるのであれば、やはり正しい方法で育ててキレイな花を咲かせて欲しいですよね。
今回は、そんな朝顔の水やりの回数や量、肥料はいつからあげればいいのかなどについて、ご紹介したいと思います。
朝顔の水やりでペットボトルでどれぐらい?水やりの回数は?
朝顔は基本的に春の終わりから夏前に種をまき、夏に育てる花です。
5~6月ごろはまだ気温も低いので、水やりは1日に1回、夏は暑く土も乾きやすいので、水やりは1日に2回します。
タイミングとしては、1回の頃は早朝に、2回になると早朝と日の沈んだ夕方がいいでしょう。
夕方の水やりは早くあげすぎてしまうと、まだ暑い時間帯ですのでせっかくあげた水分が蒸発してしまうので、日が沈んでからあげてください。
特に日当たりのいい場所に置いている朝顔の土は、とても温度が高くなっているので気を付けましょう。
水やりのついでに周りに打ち水をすると、周辺の温度も下がって水が蒸発しにくくなります。
また、葉っぱなどに水をかけてしまうと蒸発しやすくなるので、水を吸い込む土にかけるようにします。
水やりの量は、ペットボトルであげても大丈夫ですが、朝は軽めにあげて、夕方はたっぷり水をあげるようにしましょう。
しかし、夕方にまだ土に朝にあげた水分が残っていて、乾燥していないと感じたら少ない量でも大丈夫です。
朝顔に水をあげすぎてしまうと、逆に土の中の水分の量が多すぎて根腐れを起こしてしまい、朝顔を枯らせてしまう原因になります。
なので、もちろん雨が降って水分を吸収しているようであれば、その日は朝顔の水やりは必要ありません。
朝顔の水やりの回数は、まだ暑くない時期は1日に1回、夏は1日2回与えます。
朝は軽めで夕方にたっぷりが基本ですが、その日の天候や土の乾き具合によって、調節するようにしましょう。
日当たりの具合や鉢の大きさ等によっても違いはありますが、だいたいの目安として1回の水やりで500mlのペットボトルで二分の一~三分の二ぐらいです。
天候や土の乾き具合によって調節してあげましょう。
朝顔の肥料はいつからあげたらいいの?
朝顔は咲く花の量も多く、肥料をたくさん使います。
肥料は種を植えた時から与えてもいいですが、開花には特にエネルギーを使いますので、花が咲きそうになったら肥料を与えるようにして下さい。
朝顔の肥料は、液体肥料であれば1週間に1回ほど、固定肥料であれば1ヶ月に1回ほどが目安です。
朝顔には、リンをたくさん含む肥料が向いています。
肥料の成分は主に窒素、リン、カリなどがありますが、窒素は葉を育てる成分、リンは花を育てる成分、カリは根を育てる成分です。
朝顔は花をたくさん咲かせるので、リンがたくさん必要になります。
朝顔にあげる肥料を選ぶ際は、成分にも注意して肥料を選びましょう。
また、肥料をまくときには、根本の近くにまいてしまうと根本が傷んでしまいます。
朝顔の肥料は、根元の近くを避けてまきましょう。
キレイな花を咲かせるには肥料の与え方もとても重要なので、定期的に与えて下さいね。
まとめ
朝顔の水やりは、夏前には早朝に1回、夏は早朝と夕方の2回あげます。
2回になると朝は軽めに水をあげ、夕方は土が乾いていればたっぷりと水をあげましょう。
肥料は開花する前には与えるようにし、リンの多く含んだ肥料がおすすめです。
液体肥料なら1週間に1回、固定肥料なら1ヶ月に1回ほど与えます。
朝顔の水やりや肥料は、キレイな花を咲かせるために欠かせない作業です。
水やりや肥料などの手入れをしっかりとしてあげて、ジメジメとした梅雨も朝顔の花に元気をもらいましょう。