日ごろボールペンを使う機会が多いと、ポケットに入れておくことも少なくはないですよね。
うっかりそのまま洗濯してしまった!
なんてこともあると思います。
ボールペンを一緒に洗濯してしまうと、そのインクが洗濯物にもついてしまい、大変なことに・・・
今回はそんな、ボールペンでできたインクの染みの落とし方について、ご紹介します。
ボールペンを入れて洗濯してしまったらクリーニングしかもう無理!?
ボールペンを洗濯してしまい、インクが服についてしまった時は、まずはボールペンのインクの種類を確認しましょう。
インクの種類によって、シミの落としやすさ、落とし方が変わってきますが自宅でも落とすことは可能です。
ボールペンのインクには主に油性、水性、ゲルなどの種類があります。
油性インクは比較的落としやすく、その他の水性インクやゲルインクは少し難しくなります。
それぞれのインクの落とし方について、見ていきましょう。
■ 油性インク
油性インクの染みを落とすのに必要なものは、消毒用アルコール、歯ブラシ、タオル、固形石鹸です。
まずはインクの付いた洋服を良く乾かし、シミ部分の下にタオルを敷きます。
シミに消毒用アルコールをかけ、歯ブラシで裏のタオルに汚れを移すようにとんとんと叩きます。
この時にこすってしまうと他の部分に汚れが広がることがあるので、丁寧に叩いて落としてください。
そうすると徐々に汚れがタオルに移っていきますので、ある程度汚れが落ちたら石鹸でさらに残った汚れも落とします。
最後にいつも通りの方法で洗濯をすると、ほとんどシミはわからなくなるでしょう。
消毒用アルコールの他にも、除光液やクレンジングオイルでも代用することができますよ。
■ その他のインク
油性インク以外のインクの染みを落とすのに必要なのは、食器用洗剤、歯ブラシ、タオル、固形石鹸です。
落とし方は油性インクの時と同じで、乾かした服のシミ部分の下にタオルを敷き、食器用洗剤をかけて歯ブラシで叩きます。
固形石鹸で残った汚れを落とし、洗濯しましょう。
油性インク以外のインク汚れはなかなか頑固ですので、もしも取れない場合は、クリーニングに出すことも考えておいてください。
ボールペンのインクを消す時プラスチック製品とかはどうしたらいい?
じつはプラスチックについたボールペンのインクは、案外簡単に落とすことができます。
使用するのは、消しゴムです。
消しゴムを使ってこするだけで、キレイに汚れが落ちることがあります。
もしも消しゴムで汚れが落ちない場合は、メラニンスポンジを使いましょう。
水で濡らしたメラニンスポンジでこすると、さらに汚れが消えやすくなります。
それでも汚れが残っている場合は、除光液やエタノールを使いましょう。
コットンなどに除光液、エタノールを染み込ませ、汚れをふき取ると、簡単に落ちます。
しかし、素材によってはメラニンスポンジや除光液、エタノールを使った方法は傷がつく場合もあります。
一度目立ちにくい場所で試してみて、大丈夫そうなら汚れを落としにかかりましょう。
まとめ
ボールペンをうっかり洗濯してできてしまったシミは、クリーニングに出さなくても自宅でも落とすことができます。
油性インクの場合はアルコールや除光液、クレンジングを使って、油性以外のインクの場合は食器用洗剤を使って、丁寧に落としていきましょう。
プラスチック製品についたインクは洋服よりも落としやすく、消しゴムやメラニンスポンジでも落ちることがあります。
それでも落ちない時は、エタノールや除光液を使います。
ボールペンのインクが洋服に移ってしまった時は、焦らずに正しい対処をすることで、クリーニングに頼らなくても落とせますよ。
もしもボールペンを間違って洗濯してしまった時は、ぜひ試してみてくださいね~。