つい癖でやってしまう貧乏ゆすり。
良くないと思いつつも、なんとなく心が落ち着くような気がして、いつの間にかしてしまうものですよね?
私も知らず知らずのうちに貧乏ゆすりをしてしまうことがあるので、その気持ちはよく分かります。
でも、ふとこんな疑問が浮かんだことはないですか?
貧乏ゆすりをしていると足が細くなったりしないのかな・・?
いい運動になっていそうだけど、どのくらいカロリーを消費しているんだろう・・?
両足で貧乏ゆすりをすれば、むしろ健康になる・・?
今回は、こうした疑問を解決すべく、貧乏ゆすりについて詳しく解説します。
ついつい貧乏ゆすりをしてしまうという方は、ぜひ最後までご覧ください!
貧乏ゆすりを両足ですれば足が細くなったり健康に良かったりする?
貧乏ゆすりは、つま先を支えにして足全体を上下に細かく動かすものですので、わずかながらでも運動になっていることは確かです。
しかし、瞬間的に行うだけの貧乏ゆすりでは運動量はかなり少なく、何もしないよりはましという気休め程度の運動に過ぎません。
運動効果によって足が細くなるというよりは、小刻みな振動によってふくらはぎや足先の血行が良くなることで、むくみや冷えを防止できるという効果が大きいのです。
むくみが改善することで、足が細くなったように感じるということですね。
夕方になると足がむくんでツライという方は、日中に貧乏ゆすりの動きを何回かやってみるだけで違うはずです。
また、貧乏ゆすりはリラックスやストレス解消にもなっているため、気持ちが落ち着いたり集中力が高まったりという効果もあります。
しかし、裏を返せば、イライラしていたりストレスが溜まっている証拠ともいえます。
無意識に貧乏ゆすりをしているなと感じたら、そうしたイライラやストレスの原因にしっかりと向き合って、根本的な対処をすることが大事だといえるでしょう。
貧乏ゆすりは、片方の足だけというパターンが多いことも問題です。
体の歪みが原因であることがほとんどですので、ストレッチや柔軟体操をして、貧乏ゆすりの癖が治るように体幹を整えると良いでしょう。
とくにデスクワークなど座ったまま日中あまり動く機会がない方にとっては、もし貧乏ゆすりをするとしても、〝意識的に″〝両足均等に″やることをオススメします。
この場合は、締め付け効果のあるストッキングや靴下を履くと効果が増すのでお試しください。
貧乏ゆすりの消費カロリーは?いい運動になる!?
貧乏ゆすりはふくらはぎにとって運動量がかなり多く、ウォーキングと同じくらいの効果があるともいわれています。
普通の大人が1時間ほどゆっくりと歩いた時の消費カロリーが、大体100kcalとされていますから、結構な運動量ですね。
ただし、ウォーキングと違って、貧乏ゆすりを意識的に長時間やるのは意外と困難です。
ダイエット効果は期待せずに、むくみ防止や血行促進のために、1~2時間に1回くらいの間隔でやるようにすると良いかもしれませんね。
重要なのは、無意識な癖としてではなく、エクササイズの一環として貧乏ゆすりの動きを取り入れるということです。
椅子さえあればできるので、非常にお手軽にできるのがメリットですね。
貧乏ゆすりはマナーとしては決して褒められたものではないですし、気づかないうちに周りの人に迷惑がかかっている可能性がありますので注意しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、貧乏ゆすりについて解説しました。
貧乏ゆすりは脚痩せ効果があるだけでなく、むくみ防止やリラックス・ストレス解消の効果もあります。
しかし、しっかりと効果が出るには、両足で意識的に貧乏ゆすりの動きをする必要があります。
むしろ、癖で貧乏ゆすりをしてしまう場合には、体のゆがみやストレス過多が原因となっている可能性が考えられますので、そちらに目を向けてみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。