この時期のこたつ、ポカポカして一度入ると出られなくなる気持ちよさですよね。
こたつに入ってのんびりテレビを見たり読書をしたりしていると、そのままウトウトして寝てしまうという方は多いのではないでしょうか?
こたつで寝るのは確かに気持ちいいけれど、身体によくない気もする・・・
毎日こたつで寝る習慣が続いてしまっているが体に害はないのかと心配・・・
そんなあなたのために、今回は、毎日こたつで寝ることの危険性とこたつで寝てしまうことを防ぐ方法について解説します。
ぜひ最後までお読みください!
毎日こたつで寝ると健康を害する恐れがある!?
こたつはポカポカしてとても気持ちよく、ついついウトウトしてしまいます。
うっかりそのまま朝まで、というパターンも。
でも、朝起きると妙に体がダルいなと感じることはないでしょうか?
こたつで一晩中寝てしまうのは、実はとっても危険なのです。
どういうことになるのか見てみましょう。
① 眠りが浅くなる
本来、人間の体は寝るときに日中よりも体温が下がります。
それにより眠りが深くなり、しっかりと体を休めるのです。
しかし、こたつの中は温度が高いので、逆に体温が上がってしまいます。
すると、眠りが浅くなり質の良い睡眠がとれなくなってしまうのです。
② 疲れが取れにくくなる
睡眠が浅くなり質の良い睡眠がとれないと、当然ながら疲れが取れにくくなってしまいます。
また、こたつでは寝返りがうてないため、筋肉や関節がほぐれず、身体が十分に休まりません。
かえって、肩こりや腰痛の原因にもなってしまいます。
③ 低温やけどになる危険性がある
体の疲れだけでなく、低温やけどになる危険性もあります。
低温やけどは実は怖い症状で、軽く見えても皮膚の深い部分に損傷が生じるため、通常の皮膚表面のやけどより治りにくいのです。
低温やけどにまで至らないとしても、こたつの近赤外線は肌にとってあまり良くなく、肌トラブルのもとになってしまいます。
④ 脱水症状を引き起こす
さらに怖いのは脱水症状。
こたつのじんわりとした温かさで忘れがちですが、やはり少しずつ汗をかいているものなので、いつの間にか脱水症状になってしまう可能性があります。
こまめに水分を取っていないと、急にめまいや頭痛など体の不調が生じることがあるのです。
⑤ 命の危険性も
脱水症状が進行すると、血流が悪くなり脳出血などの重大な症状になることも考えられます。
たかがこたつと軽く考えず、こたつで寝てしまうことにはこうした命の危険もあると心に留めておきましょう。
こたつで寝ない方法何かない?
こたつで寝るのを防ぐ方法として一番大切なのは、上記のように重大な被害に及ぶことが十分にありうることを意識しておくことです。
気持ちいいはずのこたつで健康を害してしまっては意味がないですからね。
また、眠りそうになったら電源を切るというのも有効でしょう。
余熱であれば徐々に冷えていくので、万が一そのまま寝てしまってもやけどや脱水症状の心配はなくなります。
この場合、寒くなったらすぐベッドや布団に移動するようにしましょう。
再度こたつの電源を入れてしまうことのないよう注意です。
それでも寝てしまうという方は、出来るだけこたつの近くに布団やベッドを用意するのはいかがでしょう。
隣に用意してしまってもいいかもしれません。
眠くなったらすぐ横の布団に移動してしまいましょう。
ベッドや布団も湯たんぽなどで温めておいて移動が苦にならないようにしておくといいですね。
家族と同居の方は、寝ていたら起こしてくれるようお願いするのも良い手段です。
また、こたつでお酒を飲むのは避けましょう。
どうしても眠くなってしまいますからね。
おすすめはお風呂に入ったらすぐベッドや布団で寝ることです。
お風呂上がりのぽかぽか気分のまま、こたつへは寄らずに寝てしまいましょう!
それでもダメだという方への最終手段は、こたつ撤去です。
命の危険には代えられません。
まとめ
こたつで寝てしまうことの危険性と防ぐ方法について解説しましたが、いかがでしたか?
こたつだけでなく、ホットカーペットや電気毛布でも同じように注意が必要です。
こたつ撤去とまではいかなくても、こたつで寝てしまうことがいかに危険かきちんと認識して、安全に暮らしていっていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。