親としましては、出来れば子供に本好きになってほしい!と思われる方が
多い事と思います。
ママさんが本好きなのに、お子さんは本嫌いの場合は余計に気になりますね?
そんな悩めるママさんに、子供が本を楽しめるようになる為の方法を
ご提案させて頂きます(^^♪
何で小学生の我が子は本が嫌い!?
「本が嫌い」・・・と言っても、色々な種類があると私は思うのです。
例えば、①本なんか読む時間があったら、外で遊ぶ方を選ぶ・絵を描く方を選ぶ・
工作をする方を選ぶ・テレビを見る方を選ぶ・DSをやる方を選ぶなど
せっかく時間があるんだったら、本なんて読んでらんねー!という場合です。
親としましては、読書をしている我が子を見ると、何だか知的な感じがして
頭が良くなってるように思えて、嬉しいものですよね?
分かりますよ~その気持ち(^^)
ですが、お子さんが本を好んで読もうとしない場合でも、いざ読まないといけない
環境の時(図書の時間や国語の時間等)に、学年相当の内容の本を十分理解出来ている
場合があります。字を読むこと自体を苦には感じない。
この場合は、もうそっとしておいてあげたらいいのではないでしょか?
性格や好みの問題ですので、ママさんにとっては読書タイムは至福の時であっても、
お子さんにとっては、好みのジャンルではないだけです。
わざわざ、大事な時間をさいてまで本を読むより、他の事がやりたいのです。
これは心配しなくてもいいパターンです。
ですが、心配なパターンがあります。
それは、②本を読んでも意味がチンプンカンプンになって、ストリーを追っていけない
場合です。本嫌いの場合は、おそらくこのパターンが多いです。
ストーリーが追っていけないのですから、そりゃ面白くないですよ。
本が嫌いになって当然です。ある意味健全です(^^)
本を読む姿を親に見せると喜ぶから、ほんとは読んでても意味分かってないけど、
読むふりをしている・・・このパターンは、一番きついです(T_T)
しかも我が子は読書をよくしてるから、読解力が育ってると勘違いするオマケ付きです。
まず、お子さんがどちらのタイプなのかを見極めましょう。
お子様が②のタイプだと思われた場合は次章へお進み下さい
小学生の我が子が本が嫌いな場合はどうすればいい?
本が嫌いとなった場合、本の内容が嫌というよりも、意味を追っていけないので、
面白くなくなり、読んでいられなくなります。
親としましては、出来れば学年相当の本や、名作と言われている本を読ませたくなりますが、
それをするとおそらく失敗します。
例えば、本の裏などに小学校中級以上~とか記載されている物があります。
あくまでも目安ですし、私個人の意見ですが、本に記載されている表示はかなりレベルが
高いと思います。中級以上~の場合だったら、3年生~という事になりますが、
よっぽど読解力のある本好きのお子さんなら別ですが、普通はかなり難しいです。
本を読むのが嫌いではないお子さんでも、そんな感じですから、
本が嫌いで、読んでても意味が分からなくなるタイプの場合は、学年相当を読ませるは
早いです。必ず、お子さんの理解出来るレベルの本を選びます。
ここは焦ってはダメです。特に低学年ぐらいまでのお子さんの場合は、文字を読む事自体に
かなりのパワーを使ってしまいますので、肝心の文字から内容をイメージするところまで、
パワーが残っていません。ですので、お子さんがまだ小学生ならば、是非ともママさんが
読み聞かせをしてあげてほしいのです。小学生にもなって!!とお思いかもしれませんが、
自分で字を読んで内容を追っていけないお子さんの場合は、声で聞く言葉の方がイメージしやすいので、
本の内容を追っていけるのです。
一番大事なのは、言葉(文字でも音でも)から、頭の中にイメージをスムーズに浮かべる事が
出来るかがポイントになるのです。この練習をしていく為に、ママさんがまずは読み聞かせをします。
しっかりと理解できる難易度の、お子さんの好きなジャンルの物を選ぶとスムーズにいきます。
寝る前などの、ほんの10分や15分でもかまいません。
最後まで読み切らなくてもいいです。続きは明日♪でいいのです。
低学年なら絵本で十分ですし、高学年でも挿絵の多い、大きめの字の物でいいのです。
出来れば、会話が多いものの方が理解しやすいです。
図書館を利用して、色々な種類の物を20冊ほどは置いておくといいでしょう。
案外、意外な物を気に入ったりするんですよね(^^)
そして、読み終わった後に、わざわざ内容を確認したり、感想をいちいち聞いたりは
絶対にNGですので、ご注意下さい。
「本も、なかなか楽しいもんだな♪」とお子さんに思ってもらえれば、それで満点です(^^)
なので、お子さんが体調が悪い時や、お母さんがイライラしている時などは、
無理して読まなくていいです。本を楽しむ♪という醍醐味からどんどん離れていきますので。
少しの時間でもいいので習慣にしていきつつ、お子さんの様子を見ながら、
今日は辞めておこう!と思った時には辞めておけばいいのです。
こつこつと継続しているうちに、お子さんが自分から勝手に、読み聞かせの続きが気になって、
こっそり読みだしたらしめたものです(^^♪
ですが、小学校のうちは自分で読んで理解出来る難易度と、読み聞かせてもらえる本の難易度は
かなり違います。読み聞かせの方が、難易度が高い本を理解できます。
(話はそれますが、映画の字幕と吹き替えでは、吹き替えの方がかなり楽に見れますよね?
それと良く似ています。えっ?私だけ!?)
ちなみに、読み聞かせは6年生いっぱいまでやってあげるのが理想です。
理想ですが、お子さんが本の虜になってしまって、自分でも本を読みまくるようになってしまい、
時間を読書ばかりに費やすのもどうかと思いますので、その時は読み聞かせを卒業しても
いいと思います。
小学生の我が子が本嫌いでゲームは大好き(T_T)
お子さんが、本が嫌いでゲームやテレビは大好き♪
良くあるパターンです(^^)
そもそも、どうして簡単めの本でも理解出来ないのか?
もし、お子さんがゲームやテレビを毎日の習慣にしていて、ゲームをやっている時が
一番集中力がある!という時には要注意です。
ゲームやテレビという物は、画像がありますので、非常に簡単に理解出来ます。
頭の中でわざわざイメージしなくても、画像に頼ることが出来るからです。
これが「くせもの」なのです。
本を読んで理解する為には、字を読む事によってイメージをしなければいけません。
イメージと言っても、自分でしっかりと認識出来るような感じの物ではなく、
自分では気づかないけれど、頭の中では勝手に高速で処理されている感じです。
ゲームやテレビの時間が長いと、自分でイメージをわき上げる力がどんどん退化していきます。
人間、楽な方に流される生きものですので仕方がありませんが・・・
ですので、お子さんに本を楽しんでもらいたいと願うならば、ゲームやテレビの時間を
グッと減らさないといけません。
こつこつと読み聞かせをしていても、ゲームやテレビの時間が長ければ、効果が上がり
にくいでしょう。
ゲームやテレビは刺激があって、ハラハラドキドキを簡単に味わう事ができるので、
すぐにとりこになってしまいます。
そりゃ、「本なんて、かったり~~~!!」になりますよね(;´д`)
せっかく読み聞かせをするのなら、ゲームやテレビの時間を少しずつでも減らしていきましょう。
ちなみにご参考にまでですが、わが家には小学生が2人いるのですが(男と女)、2人とも本が好きです。
娘の方は特に好きです。ゲーム(DS等)もありますが、小さい頃にやらせなかったので、
家でゲームをやるという発想がありません。
ですが、お友達の家に行った時に流れによってはするようです。そこまでは、いちいち干渉しません。
そして、平日もテレビはめったに見ないです。どんな番組があるのかも知りません。
なので、平日に家でテレビを見るという発想がないのです。
土日は家族で何個か決まった物を見ますが(^^)
なので、子供たちにとって小学校から帰って来て、友達と遊ばない時は家で本を読むというのは、
大事な娯楽の1つとなっております。一番手軽で、体力を使わず、ハラハラドキドキできるのでしょう。
しかし、そんな我が家の子供たちも、DS等を毎日する習慣がついてしまうと、たちまちゲームのとりこになって
しまうと思います。
それ程ゲームは、夢中になるように作られているのだと思います。
それが商売ですからね(^^)
まとめ
お子さんが将来本好きになるかどうかは、やはり子供の頃の過ごし方の影響が大きいと思います。
「本の虫や活字中毒」になる必要はありませんが、いざ文章を読まなければいけない時には
しっかりと内容を理解出来るようにしておかないといけません。
これからの受験においても、大人になって仕事をするようになっても、書いてある文章を理解する
能力は絶対に必要です。
今からでもきっと間に合いますので、親子で楽しく取り組んでみて下さいね♪
最後までお読み頂きありがとうございました