ガスファンヒーターは結露が必須!?結露しない方法ってないの?


寒さが本格的な季節になってきましたね。

皆さん暖房器具はどんなものをお使いでしょうか?

エアコン?こたつ?石油ストーブ?

いろいろな選択肢がありますが、最近人気なのがガスファンヒーター。

お部屋をすぐに暖めてくれるガスファンヒーターが気になるけれど、結露しやすいという話もよく聞きますよね?

今回は、ガスファンヒーターと結露について解説してみたいと思います。

ガスファンヒーターでも結露しない商品ってあるの?

結露を防ぐ方法は?

加湿器がいらないって本当?

こんな疑問をお持ちのあなた、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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ガスファンヒーターで結露しない商品ってあるの?

ガスファンヒーターを使うとエアコンやこたつ、床暖房より結露しやすいと言われています。

結露はお部屋の中の空気と外気との温度差によって、空気中の水分が冷やされることで発生します。

ガスファンヒーターはお部屋を一気に暖める能力に長けているため、エアコンやこたつのようにゆっくりと徐々にお部屋を暖める暖房器具と異なり、外気との温度差も急激に生じることになります。

また、ガスファンヒーターは炭素と水素が酸素と結びついて燃焼することで、お部屋を暖める仕組みになっています。

これによって水と二酸化炭素を排出することになるので、水分が水蒸気として広がり、これがさらに結露を助長します。

基本的にガスファンヒーターで結露しない商品というものは、その仕組みや構造上ないと言わざるを得ません。

強いて挙げれば、排気を直接外部に出すFF式(非開放式)というタイプですが、壁に穴をあけて設置する必要があるため、すでに住んでいるお家に新たに設置するのはハードルが高いですね。

また、LPガスや都市ガス、プロパンガスといった種類によって排出される水蒸気の量にも若干違いがあるようですが、こちらもなかなか入れ替えるものでもないと思います。

そこで、結露を少しでも防ぐ方法をいくつかご紹介いたします!

① こまめに換気する

 お部屋の中に水分が多くなると結露しやすいため、ガスファンヒーターから排出される水蒸気を含んだ空気をこまめに外気と入れ替えてあげましょう。

 このほか、小窓を少しだけ開けておいたり、キッチンなど近くにある換気扇を弱めにつけておいたりしても効果的です。

② 除湿器を併用する

余分な水分を取り除くため除湿器を併用すると結露しにくくなります。

エアコンの場合は乾燥しやすいため加湿器を併用する方も多いと思いますが、ガスファンヒーターの場合は逆ですので注意しましょう。

③ 外気温との差を少なくする

外気温との差によって結露が生じます。

ですので、なるべくその差を生じさせないために、厚手のカーテンをきちんと床まで届くサイズで設置したり、すき間防止テープで窓際を補強したり、ペアガラスにするといった方法が考えられます。

④ エアコン・床暖房に切り替える

ガスファンヒーターは常に水蒸気を排出し続けますので、どうしてもお部屋の湿度が高くなりがちです。

初めにガスファンヒーターで一気にお部屋を暖めた後は、お部屋の温度を維持する能力に長けたエアコンや床暖房に切り替えると良いでしょう。

このほかにも、湿気の原因となる水槽や観葉植物、部屋干しの洗濯物などは置かないようにし、サーキュレーターや扇風機を使ってお部屋の空気を循環させるとカビの防止にもなります。

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ガスファンヒーターは加湿器いらない冬の救世主!?

上で解説したとおり、ガスファンヒーターは水蒸気を排出する暖房器具ですので、基本的に加湿器は不要です。

もっとも、気密性の低い住宅では水分がお部屋にとどまらす外に出て行きやすいので、お部屋の温度が上がるに従い乾燥することも考えられます。

この場合は加湿器の設置も検討した方が良いでしょう。

ですが、最近の住宅は気密性の高い場合も多いですので、ガスファンヒーターを使用すると湿度が高くなることが多いです。

健康管理も為にも、湿度計をお部屋に置いて時々チェックするといいですね。

まとめ

ガスファンヒーターと結露について解説してきましたがいかがでしたか?

どのような暖房器具を使用するかによって、結露対策にも違いがあります。

仕組みや構造をきちんと理解して、快適な冬を過ごしていきましょう!

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