秋が旬の高級食材といえば、いくらですよね。
しょうゆ漬けや塩漬けにしたいくらを、お寿司や海鮮丼にして食べると、とってもおいしいし、見た目も鮮やか!
年末年始には、冷凍されたイクラをいただいたり、買ったりする機会も多いかと思います。
ところで、解凍した冷凍いくらって賞味期限はどれくらいなの?
まるごと解凍したものの、食べ切れなかった分は再冷凍しても大丈夫?
そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、冷凍いくらについてご紹介します。
いくらを解凍したけど食べきれない時は再冷凍していい?
冷凍いくらの上手な解凍方法は、冷蔵庫の中でゆっくり低温解凍です。
「晩ご飯にいくらを食べよう!」
と思ったら、朝、冷凍庫から冷蔵庫に移動させておきましょう。
晩ご飯の時間には解凍できて、ちょうど食べごろになっていますよ。
解凍したいくらは、冷蔵庫保管で3日くらいを目安に食べきるようにしてください。
「解凍したものの、3日くらいで全部食べきるのはちょっと難しそう…。」
「一度解凍したいくらを、食べきれないから再冷凍しても大丈夫なのかな…?」
解凍したいくらを再冷凍すると、味が落ちてしまうのでおすすめできません。
また、解凍されたいくらは、薄皮の組織が破壊された状態で、細菌に感染しやすい状態です。
ですので、食中毒の原因となる恐れもあるのです。
冷凍いくらがすぐに食べきれないほどの量でしたら、解凍の際に一手間加えましょう。
②全部溶けきってしまう前の半解凍の状態で、一度に食べきれる量に小分けにします。
③ラップに半解凍のいくらをできるだけ平らにのせて、金属製のトレイに並べて再度冷凍庫へ入れて冷凍します。
こうすると、すばやく冷凍できるので鮮度が落ちるのを防げますよ。
冷凍いくらが手元に届いたら、まず初めに食べきれる分量に小分けにしてしまいます。
そうすれば、せっかくのいくらが無駄にならず、すべてをおいしく食べられるのでおすすめですよ~♪
いくらを解凍すると水っぽい時はどうすればいい?
冷凍いくらを解凍した時に、何だか水っぽくなることがありませんか?
こんな時はどうすればいいのでしょうか?
解凍したいくらが水っぽくなってしまうのは理由があります。
解凍の途中でかき回したり、食べようとすると、まだ解凍途中でいくらに霜がついているため、この霜がいくらの皮に刺さって破れてしまうことによってドリップ(水分)が出るのです。
先ほど、「食べきれないいくらは、半解凍の状態で小分けにしておくと無駄なく食べられる」とご紹介しました。
半解凍のいくらを小分けにする時、スプーン等ですくいますが、この時に霜がいくらの皮に刺さったり、いくらの皮がつぶれたりして、多少のドリップが出ることはどうしても避けられません。
半解凍のいくらを小分けにしたものを、食べるために全解凍してドリップが出たら、キッチンペーパー等でそっとやさしく触れるようにして、水分を吸い取ってください。
こうすることで、水っぽいいくらも改善されて新鮮な「ぷちっ」とした食感を楽しむことができますよ。
まとめ
冷凍いくらについてご紹介しました。
解凍した冷凍いくらの賞味期限は冷蔵庫保管で3日くらいです。
お手元の冷凍いくらが一度に食べきれないほどの量でしたら、半解凍の状態で小分けにして冷凍保存するといいですよ。
上手な解凍方法は、冷凍庫から冷蔵庫に移動させてゆっくりと低温解凍です。
半解凍のいくらを小分けにすると、いくらについた霜が皮を破ったり、スプーンですくう際にいくらをつぶしてしまったりして、多少のドリップ(水分)が出てしまうことはどうしても避けられません。
いくらにドリップが出て水っぽくなったら、キッチンペーパー等でやさしく水分を吸い取ってください。
こうすることで、新鮮ないくらの食感が楽しめますよ。
ご参考にしてみて下さいね~!