【食用を目的としたセミの幼虫などの捕獲はやめてください――。】
埼玉県川口市の青木町公園総合運動場にこのような内容の看板が設置されましたね。
どなたが捕獲されていたのかは知りませんが、そもそも蝉の幼虫って食べていいの!?
っと非常に気になったので、色々と調べずはいられなくなりました(^^;)
同じ様に気になった方もいらっしゃると思うので、分かった事をシェアさせて頂きます(^^)
セミの幼虫を食べる!?
昆虫を食べる国は色々あるようで、セミは食用の昆虫としてはなかなかメジャーなようです。
セミを食べる習慣のある主な国は
◎東南アジア(タイ等)
◎中国
◎アメリカ
です。
海外だけの話と思いきや、何と日本でも昔は沖縄県や長野県や奈良県のごく一部の地域で食べられていた記録があるそうです。
ですが、現在の日本では普段食事として食べる習慣はもうないようですね。
何故かちょっと安心しました(^^;)
セミといっても、時期により幼虫の時期と成虫の時期があります。
やはり成虫になると表面が硬くなるので、幼虫の時期のセミの方が食べた時の舌触りや味も美味しいそうです。
何と幼虫の味はピーナッツのような甘みがあり、成虫よりもおいしいんだとか(;゚Д゚)
そして、タイ等では幼虫よりも殻から出た直後の、幼虫と成虫の間の状態?
のセミが非常に人気があるもよう・・・
色々な食用虫の中でも最も高価な値段で取引されている程です。
確かに、羽化直後の羽が伸びきっていない状態のセミを捕獲しようと思ったら、なかなかタイミングも難しいでしょうしね(^^;)
手間暇がかかる分、余計に美味しく感じるのかもしれませんん(^^)
セミの幼虫の食べ方は?
食べ方は火をちゃんと通しておけば、どんな食べ方でも大丈夫です。
揚げる・焼く・蒸す等色々あるようですが、昆虫食ビギナーの場合はやはり【揚げる】が一番ハードルが低そうでいいですよね。
しっかり目に油で揚げると、食感等もカリッとして食べやすそうですし。
味付けの仕方も色々ありますが、素揚げして塩をまぶして食べたり、焼いた後に甘辛く甘露煮にのようにしたりがあります。
私がもし食べるとしたら、セミの姿を隠してほしいので「天ぷら」がいいですかね(^^;)
今回、セミの幼虫を食用として捕獲してはいけないと看板が設置されましたが、どんどん食用する方が増えてしまうと生態系のバランスが一気に崩れてしまうからなのかもしれませんね。
確かに食用として捕獲する場合には、出来るだけたくさん捕ろうと思いますもんね(^^;)
日本でも少しずつ昆虫食が浸透してくれば、セミを食べ物として「美味しそ~」と眺める日が来るのかも?しれません。。。
さいごに
セミ捕りを遊びとして行って、そのまま弱らせて死なせてしまう場合ってやっぱりあります。
小さな虫カゴにボコボコ掘り込んでいく訳ですからね。
でも、セミにとってはどうせ死ぬなら虫捕りで死ぬよりも、食べられて死んだ方がマシだと思うのでしょうか(-_-)
こればかりは蝉に聞いてみないと分からないですね(^^;)
最後までお読みいただきありがとうございました。