セミが道端やべランダ等に転がっている時って、だいたい仰向けになってますよね。
虫嫌いの人にとっては、お腹の部分や脚が丸見えになるので、ますます気持ち悪く感じてしまうのかもしれませんね(^^;)
蝉が仰向けになっている時には、生きているのでしょうか?
それともすでに死んでいるのでしょうか?
そして、なぜ仰向けになってしまうのかの理由等もご紹介しておりますので、気になる方はどうぞご覧になってみて下さいね(^^)
セミの仰向けは生きているの死んでいるの?
ベランダ等で蝉が仰向け状態でじぃ~としている時がありますよね。
まだ生きているのだったら、そのままほっておいて自然に逃げて行くのを待ちたいですよね・・・
でも、すでに死んでしまっているのなら、ほっておいてもず~とそのままですよね(^^;)
なので、まずは生きているのか、死んでいるのかを知りたいところです。
仰向けでも、足(脚)をバタバタしてくれていたら生きていると分かるのですが、じっとしている時は死んでいるのでしょうか?
結論から申しますと、
【仰向けでも生きている事があります。】
しかし、仰向けでじっとしている時点で、元気な状態の蝉ではありません。
元気なセミの場合は、何かの拍子で仰向けになってしまっても、羽をバタバタさせて少しでも早く起き上がってうつ伏せの状態になろうとします。
虫にとって、お腹を見せている姿というのは、敵に狙われやすい恰好になりますからね。
しかし、ベランダやマンションの廊下等は平らな事がほとんどなので、ツルツル滑ってしまって上手く起き上がりにくいのです。
そうしているうちに、だんだんと体力も減っていき、弱り始めてしまうのです。
でも、そこで人間が通りかかったり、つかみ上げようとすると、残りの力を何とか振り絞って、羽をばたつかせたりギィィ~と鳴いたりします。
これがいわゆる、恐怖の【蝉爆弾】とか【セミファイナル】とかいうやつですね(^^;)
弱ってはいるけれど、まだ生きている状態の場合は【脚の形】で分かるのです。
では、次章より生きているのか、死んでいるのかを見分ける簡単な方法をご紹介していきますね。
本物の画像で説明しますので、見るのも嫌な方はお控え下さいねm(_ _)m
蝉が生きているか死んでいるかの見分け方!
もし生きていれば、つんつんとつついたりすれば動きます。
敵から逃れようとする本能ですからね。
ですが、蝉恐怖症の人にとってはつんつんする距離まで近づくのも怖かったりしますからね・・・
少しでも遠くの位置から、生きているのか死んでいるのかを確認する方法は前章でも書きましたが【脚の形】なのです。
しっかりと脚が開いているセミは、まだ生きている証拠です。
脚を開いた状態にしておくには、筋力が必要だからです。
こんな感じで、いかにも木につかまりやすい形になってます↓
ところが、死んでしまうと脚を広げておく筋力がなくなってしまい、折りたたんでしまします。
その状態がこちらになります↓
かなり違いがあるので、そこそこ離れた距離でも分かるのではないでしょうか♪
ですので、ツンツンしてみる勇気がない場合はこの方法で調べてみて下さいね(^^)
死んでしまうと、自然と脚が折りたたまれる(ひし形のような形状)ので、うつ伏せの姿勢が保てなくなるのです。
だから自然ところんと転んでしまい、横向きや仰向けになってしまうのです。
うつ伏せの状態で死んでいる場合は、脚が何かにひっかかってうつ伏せの姿勢が保たれているか、脚が途中で切れていたりする場合ぐらいです。
ですので、ほとんどのセミは仰向けや横向きの状態でお亡くなりになります。
何もすき好んで、仰向けの姿勢で死んでいる訳ではないのです(^^;)
もしベランダ等に蝉が舞い込んで来てしまった場合は、うつ伏せの状態なら時間が経てば飛び去ってくれる可能性も十分あります。
しかし、生きているのに仰向けの状態で、いつまで経ってもなかなか姿勢を変えられない場合もあります。
そんな時には、何かつかまりやすい物を近づけてやると、よっぽど弱っていなければつかまってくれます。
仰向けのセミに、丸めた新聞紙を近づけてやりました↓
すると、喜んで?つかまって来てくれます(^^)
ベランダから振り落としても大丈夫な環境なら、新聞紙を少し強めに降れば蝉が離れて、そのまま飛び去ってくれると思います。
まとめ
セミを触らなくても、死んでいる状態を確認する方法を知っていれば、対処する時にも心の準備が出来ますね。
8月も下旬頃になってくると、仰向け状態のセミがどんどん増えますので、この記事がお役に立てれば幸いです(^^)
最後までお読みいただきありがとうございました。