夏休みの自由研究。親にとって、早く取り掛かてほしい宿題の
第一位ではないでしょうか(^^)?
高学年にもなると低学年の頃と違い、あまり簡単過ぎるのも、
何だか心苦しいですよね(;´д`)
そんな悩めるお母さんに、一つの例としてご参考にして頂きたいと思います(^^♪
自由研究の高学年(5年)で入選した!
私が小学5年生の時に、入選して表彰して頂いたのは「植物の観察(インゲン豆)」です。
ダメダメ!うちの子、観察とか無理だわ!!という方は、こちらの記事をお読み下さいm(__)m
実家に帰った時に、母がこんなの出てきたよ~と私に見せてくれました。
どうやら、大切に残しておいてくれてたようです。
それを見て、小学校の頃の懐かしい記憶がよみがえってきました。
ちなみに私の通っていた小学校は、3年生から自由研究の宿題がでます。
3年生の時の作品が初めての自由研究で、そちらも出展して頂き、表彰して頂きました。
夏休みの自由研究(3年)で実際に入選した私の作品をご紹介します!
4年生の時は、植物の観察せず全く別の自由研究をしたのですが、
そちらはの担任の先生からは評価して頂いたようですが、出展は残念ながら
ありませんでした。
3年生と5年生。植物の観察と言っても、見比べてみると全然内容が違います。
学年が違うとこれだけ違うんだなぁ~としみじみ思います。
次章より、どのような内容だったかを詳しく紹介させて頂きます。
自由研究の高学年のおすすめ観察方法とは?
まず、観察日記を書く紙ですが、大きなサイズの横長の落書帳を1枚ずつはがして、
使用していると思います。昔の事なので曖昧ですいませんm(__)m
(実際に測ってみますと、縦25,5cm 横35,5cmぐらいです。)
それを、横長に使用して、ちょうど半分の所で縦に線を引いて、2つのパートに
分けます。
そして、左側が日陰で育てたインゲン。右側が日なたで育てたインゲンです。
日陰と日なたで、どのような成長の違いが出てくるのか実験したかったのでしょう。
日付と曜日を毎日書いていて、何故か家の中の温度と外の温度を書いていました。
今思えば、時間帯や家の中の状態によって温度は変わるから、あまり意味がないと
思うのですが・・・それなら、天気でも書いてればいいのに・・・。
日付を見ると、ちょうど夏休みが始まった頃に種を植えています。
結果から言いますと、夏休みの最終日までに日なたのインゲン豆に花が一つ咲いたまでの
記録です。ですので、豆ももちろんできていません。
芽が出るのに、それぞれ5日かかっておりますので、出来れば夏休み前から植える方が
良かったですね。
それぞれの絵を描いて、その時の気持ちや気づいた事、不思議に思った事などを書いています。
毎日書いていたのは、本葉の枚数と背の高さです。ある程度大きくなると、支柱を立ててます。
日陰と日なたの成長の差等を詳しく書いてます。
例
◎芽が出るのは、どちらも一緒の日だった。
◎日陰は茎が細く、日なたは日陰に比べて茎が太い。(実際、測って数値を書いたらもっといいですね)
◎本葉の様子の違い
◎支柱を立てたとき、どんな風に巻き付いていったか
◎日なたの本葉は日陰よりも全体的に大きいが、最初の方に出て来た本葉は
日陰の物よりもむしろよく枯れている。
◎原寸大の本葉の大きさを、空いたスペースに書いてます。
◎手触りや、近くで良く見てみると気づいた事
◎葉の裏側の様子
◎花のつぼみは小さいので、空いたスペースに拡大して書いてます。
等など、色々と子供なりに気づいた事や、不思議に思った事や、気持ち等を綴っております。
そして、日陰と日なた以外に、どうやら実験用にもう一つ植えていたようで、
いつもは、2パートに分けて書いていたのに、日陰と日なたの間にもう一つスペースを
作り、紙を三等分にして実験用のインゲン豆の絵を描いています。
一番先端の伸びている部分を切り落として、その後どうなるかという残酷な実験しています。
そして、今後の予想を書いてます。
ちなみに、「私はきっと、のびる所がなくなり、かれてしまうと思います。」と記載してます(^^)
早速次の日には、もう実験結果が出たようで、分かった事として
「いちばんよくのびている所をきると、かれると思ったけど、ほかの部分から出てきました。
ホッとしました。」と記載しています。
そして、どの部分から新しい芽が伸び始めたかを絵に描いてます。
どうやら、実験はその一つだけのようです(^^)・・・(せっかくだから、もっとしろよ!)
そして、夏休みの間毎日欠かさず書いて、(たまにまとめて書いたりもしてたのかな?(^^))、
表紙と裏表紙を画用紙で作り、パンチで上側に穴をあけてリングで綴じてます。
夏休みの間には、残念ながら豆までできませんでしたが、表紙には立派なインゲン豆の絵が描いて
あります。
観察を毎日しようと思うと、自然と愛着もわき、毎日お水をやったり、雑草が生えてきたら、
抜いてあげたり。
気づいた事を書こうと思ったら、しっかりと観察しないと書けません。
何か変化はないか、じっくりと見ていたのだと思います。
最終的には日なたと日陰でかなり成長の差があったので、きっと子供ながらに
太陽の光の大切さも感じたのだと思います。(憶測ですが(^^))
このように、毎日毎日観察をするというのは、現代の忙しい小学生にとっては、
大変な事かもしれません。
自由研究に力を入れるのだったら、もっと漢字の勉強や、計算ドリルをしっかり
やってほしいと思う親御さんも多いでしょう。
1日で完成して、見た目も立派な作品が簡単に出来る、自由研究キッド等も最近では、
あたり前になってますね。
見た目は立派ですが、何だか味気ないと思うのは私だけでしょうか・・・
自由研究の高学年の観察を現代風にアレンジ
私の子供の時代は、今のようにパソコンが一家に一台のような時代ではないので、
疑問に思った事があっても、親に聞くか先生に聞くか、はたまた本で調べるかです。
私がやったインゲン豆の観察も、疑問に思った事があっても、結局疑問のままで終わってます。
今の時代は、小学校でもパソコンの授業が始まり、分からない事を検索する能力も、
これからの時代は必須になってきてます。
(ちなみに私は、小学生の頃からパソコンをやらすのは反対なのですが)
時代の流れには、ある程度は乗っていかなければなりませんので、もしお子さんが
観察をしていて、分からない事や疑問に思った事があれば、一緒にパソコンで検索してみても
いいですね。
夏休み最後の日には、日なたと日陰のそれぞれの写真を撮って、観察記録に
貼ったりするのもいいかもしれません。
それぞれのご家庭に合わせて、アレンジしてみて下さい。
まとめ
長い夏休み。
自由研究を通じて、お子さんがまた一つ成長するきっかけになるような、
素敵な自由研究になることを願っております(^o^)
最後までお読み頂きありがとうございました。
~この記事を読んで下さった主婦の皆さまへ~
お子さんの夏休み、ほんとにご苦労様です!
もしお時間がございましたら、こちらの記事も読んで頂ければと
思います(^^)
小学生の子供の夏休みにうんざりママさんに捧げるあるあるネタです☆