お年玉のポチ袋のお金の入れ方にも、
ちゃんとマナーがあるのをご存じですか?
今までもらう側だった時には意識しなかったけれど、
いざあげる立場になると迷うものです。
お札の折り方や硬貨の入れ方、そして金額の
違うお札を入れる場合についても書いておりまので、
ご参考にしてみて下さい。
これで自信をもって、お年玉の準備が出来ますよ~♪
お年玉のポチ袋のお金の入れ方にもマナーがあるの?
自分のお子さんにあげるお年玉ならば、
大して気も遣わないのですが、
義理の兄弟の子供たちや、
親戚のお子さんとなれば話は別です。
変な向きでお金を入れていたりしたら、
常識のないお嫁さんだな~とか、
こんなことも知らない人なんだな~と
新年早々思われても嫌ですものね(^^;)
特にお年玉をあげるお子さんがまだ小さい場合には、
親がお年玉を管理する事がほとんどですので、
お金の入れ方やお札の折り方や、
金額はどうしてもチェックされてしまいます。
ですので、しっかりとマナーを守って気持ちよく
お年玉を渡せるように準備しましょうね(^^)
まず一番の大前提は「新札」を準備する事です。
「新札」まではいかなくても、折り目やしわが入って
いない「ピン札」を準備しておきましょう。
ちなみに、新札とは「まだ誰も使用していない
まっさらのお札」のことで、
「ピン札」は人の手に移ってはいるけれど、
しわや折り目のない綺麗なお札の事です。
結婚式のお祝いと同じで、綺麗な新札を渡すことにより、
「しっかりと事前に準備していましたよ~」という気持ちを
伝えることが出来るからです。
ボロボロの使い古したお札を入れるようでは、
「直前に慌てて用意したんだな~」という印象を
与えてしまいますので、気を付けましょう。
どうしても、綺麗なお札を準備できない場合は、
極力綺麗なお札を選ぶか、アイロンでシワを伸ばす
方法もありますので、緊急対策としてこちらの記事を
ご覧になってみて下さい↓
お札のしわの伸ばし方を色々やってみた!臭くないか臭いチェックも!
ポチ袋に入れるお札の折り方は?
ポチ袋は大抵の場合、小さいサイズのものが多い
ですので、お札を折っていれないといけません。
小さいサイズのポチ袋にお年玉を入れる場合の
折り方は【三つ折り】です。
【四つ折り】は「4」という数字が縁起の悪いことを
連想させる数字として嫌われやすいですので、
お年玉やお年賀として渡すのに不向きですので、
避けるようにしましょう。
では、3つ折りのやり方です。
まずは1000円札から↓
肖像画の面を上に向けておきます。
最初は、左側から折っていきます。
その時に、画像のように「野口英世」さんの
顔の輪郭の一番外側に沿うように折ります↓
その後は、右側を上からかぶせて折るだけです↓
そうすれば、綺麗に3等分に折ることが出来ます↓
綺麗に3等分に出来て、とっても気持ちがいいです(^^)
そして、この向きでポチ袋に入れましょう↓
簡単でしょ?(^^)
ではでは、引き続き5000円札もやってみます↓
5000円札の「樋口一葉」さんの「一」という文字が
あります。
その「一」のちょうど左横のラインで折ります↓
そして、右側を上からかぶせて、
この方向でぽち袋に入れて下さい↓
では、最後は10000円札です↓
10000円札は裏側の模様を利用して折っていきます。
画像の位置にある「まがたま」?のような模様があります。
画像の位置の「まがたま」にして下さいね。
その「まがたま」の左側のラインのギリギリのところで
折ります↓
後は、右側を上からかぶせて折って、
この方向でポチ袋に入れましょう↓
基本的な折り方はこんな感じですが、
同じ金額のお札を複数枚入れたい場合は
どうしたらいいでしょうか?
複数枚入れる場合は、必要な枚数をきっちりと重ねてから、
先程の折り方で3つ折りにしましょう。
ずれないように、丁寧にやりましょう。
1枚ずつを折ってから、その後で重ねても、
どうしても1枚ずつの微妙な誤差が出るので、
重ねた時にうまく重ならない場合があります。
ですので、重ねた状態で3つ折りするようにしましょう。
そして、重ねたままポチ袋に入れます。
もし、金額の違うお札を入れる場合は注意が必要です。
お札は金額によって、縦の長さは一緒ですが、
横の長さが違います↓
※違う金額のお札は、幅が違うので、それらを
重ねながらおるのは難しいです。
1000円札が一番小さくて、その次が5000円札、
一番大きいのが10000円札です。
例えばの例として、8000円を入れたい場合には、
1000円同士を3枚重ねて三つ折りします。
それから、5000円札を1枚で三つ折りにします。
そして、一度広げて重ねます↓
そして、折り目にそって左側から折ります↓
右側を上に重ねます↓
こうすれば、違う金額のお札でも綺麗に3つ折りに
収まります↓
そして、その重ねた状態でポチ袋に入れましょう。
1000円札を外側にして、5000円を内側に
重ねてしまうと、うまく収まりません(^^;)↓
ポチ袋の中には、お札をおらなくてもそのまま入る
タイプの物もあります。
その場合には、上側が肖像画になるように入れます↓
このタイプのポチ袋の場合で、金額が違うお札を
入れる場合は額の大きなお札が上側(表面)に来るように
入れましょう。
ポチ袋に硬貨を入れる時の入れ方は?
まだ小さなお子さんにあげるお年玉は、
硬貨を入れる場合もありますね。
ではポチ袋に入れる硬貨にも入れ方があるのでしょうか?
硬貨には裏表があります。
表を上にしてポチ袋に入れるのが正解です(^^)
それぞれの硬貨の表はこちら側になります↓
絵柄が書いてある方が表側、
製造年が書いてある方が裏側になります。
ポチ袋に入れる場合はご参考にして下さいね~♪
まとめ
新年を気持ち良くスタート出来るように、
マナーを守ってお年玉を気持ちよく渡したいですね☆
最後までお読み頂きありがとうございました。