りんごのワックスの落とし方は小さな子供も安全な取り方で!


りんごを買ったり、人から頂いた時に、
びっくりするぐらいテカテカのワックスの
ような物が付いたリンゴがありますよね(^^;)

皮をむく時にも、ツルツル滑りそうになるし、
そもそも何だか気持ちが悪いし・・・

油分を取る為に思い付くのが台所洗剤ですが、
そんな物を果物に使ってもいいのか心配だし・・・

そんなあなたに、小さな子供さんでも
安心なワックスの落とし方をご紹介させて
頂きたいと思います♪

とっても手軽で簡単ですよ~。

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りんごのワックスの落とし方を知る前に!

りんごの皮の表面に付いているベタベタした
ワックス(被膜剤)のような物って一体何なのでしょう?

お店側が、りんごを美味しく見せる為に夜な夜な
一生懸命塗っているのでしょうか!?

実は日本で売られている日本産のりんごには、
ワックスを使用したりはしないのです。

(※海外から輸入したりんごの場合はワックスが
付いている場合もあります)

日本でも柑橘類のミカン等には時々使用したり
する場合もあります。

ミカン等のワックスは、皮をむく時に
キラキラした物が手に付いたりしますよね?
あれです。

しかし、日本のりんごの場合にはワックスは
使用しないのです。

じゃあ、あのツヤツヤした物は何なのか?

実はリンゴが自分を守る為に自ら出している
成分なのです!

ブルームや果粉と呼ばれます。

例えば、ぶどうの粒の表面に白い粉のような物質が
付いているのを見た事がありませんか?

あれもブルームなのです。

ですので、あのツヤツヤした物は
ワックスでも農薬でもないのです。

では一体、どんな成分出しているのかと言いますと、
リンゴは熟していくほどにリノール酸やオレイン酸等の
「脂肪酸」が増えます。

この脂肪酸という成分が、リンゴの皮に
含まれているロウ物質というものを溶かしてしまい、
それが表面に出てくる為にワックスをかけたような
状態になるのです。

この状態の事を「油あがり」と言ったりも
します。

そして、そのロウ物質が外気の冷たい空気や
雨水等を通さない為のガードになります。

果肉から水分の蒸散を抑えたり、鮮度を保ったりの
役目もあります。

要は自らを実を守る為の、りんごなりの防衛術
なのです(^^)

ですので、そのロウ物質はりんご自身が出す
天然の物質ですので、口に入れても
何も問題ありませんし、むしろりんごが良く熟している
食べごろのサインになります。

ですので、安心して食べても大丈夫です!

では、リンゴはブルームのベトベトが出てくるまで、
待っておくのがいいのでしょうか?

その方が美味しいのでしょうか?

これは品種によって違いがあります。

スーパーでも手に入りやすい品種の一例として、
特に油上がりをよくするリンゴは

【ジョナゴールド】です。

【つがる】も少し油上がりが見られます。

ですが、【ふじ】や【王林】ではあまり見られません。

よって、品種によって違いがありますので、
スーパーでリンゴを買う時には、
必ず品種を確認してから選ぶようにしましょう。

例えばふじリンゴを買って、ブルームが出るまでずっと
待っていたら、もう食べごろを過ぎてしまって、
逆に味が落ちてしまった!って事にも
なりかねませんのでね(^^;)

品種によって、対応してみて下さいね。

この章では、リンゴの表面のベタベタは食べても
全然問題がなく、むしろ熟しているサインだという事を
お伝えしました。

油上がりは完熟の証なのですが、その他にも美味しい
リンゴの見分け方があるのをご存じですか?

どうせ買うなら、やっぱり美味しいリンゴを
手に入れたいですよね(^^)?

スーパーで美味しいリンゴを選ぶ時のポイントを
こちらの記事でまとめてありますので、
宜しかったらご覧になって見て下さいね↓

りんごの美味しいものの見分け方ズバリ!長持ち保存方法もご紹介!

ブルームなら口に入っても問題ないことは分かったが、
外国から輸入されたリンゴを買った場合や、
日本のリンゴではあるが何となく気持ちが悪いので、
「油上がり」を落としたい!
と思われる方は次章にお進み下さいね(^^)

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りんごのワックスの取り方で安全な方法は?

油分を取るのに、パッと思いつくのが台所洗剤ですよね(^^)

でも、食品に使うのにはちょっと抵抗がないですか!?

私は大いにあります!

確かに、台所合成洗剤の商品によっては、ボトルの裏面に
「野菜や果物の洗浄」と書いてある場合もあります。

例えばこちらの商品↓

ちなみに、こちらの台洗洗剤には書いてませんね↓

用途の部分に「野菜や果物」の洗浄をしてもいいと
書いている商品でも、もしかしたら洗剤の成分が果実に
染み込んでしまうのではないか?とか心配になって
しまいますよね。

しかも注意書きの部分に、野菜や果物は30秒以上
すすぎましょう!って書いてますし(^^;)↓

食器なら5秒以上でいいようですが、、、

それにしても30秒って結構長くないですか!?

水代すごいかかっちゃいますよね!

でも逆に言えば、それだけしっか~りと洗い流さないと
野菜や果物に使用する場合は危険ということです。

そうなると、やはり台所洗剤以外でブルームを
取りたいところです。

小さなお子さんがいるご家庭等では、果物を洗うのに
台所洗剤を使うのはより抵抗があると思いますので、
もっと手軽で安全は方法をご紹介させて頂きたいと
思います!

それは「重曹」を使った洗浄の仕方です。

重曹と言えば、最近ではお掃除に使うイメージが強いかも
しれませんが、意外にもお料理にも使える食品添加物なのです。

ただし、重曹と言っても、純度の違いによって

●薬用

●食品用

●掃除用

に主に分けられます。

掃除用の重曹が一番純度が低いので、不純物などが
入っている可能性も高いです。

逆に薬用が一番純度が高くなります。

今回、りんごを洗浄する場合には食品用か薬用がお勧めですが、
値段の事を考えると、食品用で十分です。

なかなか薬用の重曹を手に入れるのも難しいですしね。

いくら最後に洗い流すといっても、
掃除専用の物は避けた方が賢明でしょう。

重曹はスーパーやホームセンターやドラッグストア等でも
手に入りますし、100均でも売っている場合もあります。

ちなみにこちらは、近所の100均のセリアで買った
ものです↓

100均の物でもたっぷりと入っていて、
240g入っています。

保管に便利なチャックも付いているし、
すごくいいです。

これは、お料理にも使える純度になっていますし、
もちろんお掃除などに使ってもいいです。

では、やり方ですが、至って簡単(^^)

少し湿らせたスポンジに重曹を適当に振りかけます↓


そして、そのスポンジでりんごの皮をこするだけです(^^)

その後は、普通に洗い流す。以上!

終わりですm(_ _)m

台所洗剤のように、30秒以上も洗い流さなくて
大丈夫です。

料理用の重曹は、とき卵に少量混ぜて、
卵焼きをふんわりさせたり、肉や魚にすり込んで
やわらかくさせたりに使ったりもするぐらいなので、
必死に長時間洗い流さなくても大丈夫です。

重曹は、一袋あると何かと重宝します。

値段も安いですしね♪

今回はりんごのブルームを落とすのに使いましたが、
ミカン等のワックスを落とすのにも使えますので、
一袋あったら便利ですね♪

ご検討してみて下さいね(^^)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

重曹物語 240g
価格:108円(税込、送料別) (2018/11/6時点)

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まとめ

りんごは値段も安いですし、栄養価も高いですので、
日頃から口にする機会も多いと思います。

ですので、しっかりとワックス疑惑を解決して
安心して召し上がって頂きたいと思います。

テカテカした油上がりのりんごでも、
これからは見方が変わりますね(^^)

最後までお読み頂きありがとうございました。

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