幼稚園や保育園に通うお子さんがいらっしゃる時に、保護者同士が
顔を合わせる日に、担任の先生から簡単な自己紹介して下さいと
言われる事があります。
今回は、子供さんも側にいる時の場合をご紹介させて頂きます。
一体どんな事をしゃべればいいのでしょう?
人前で話すことが苦手な方でも、大丈夫ですよ♪
幼稚園での自己紹介のおすすめ例文
冒頭でも書かせて頂きましたが、今回は幼稚園や保育園に通うお子さん自身も
側にいる場合の自己紹介を書かせて頂きます。
なぜ、こんな事をわざわざ言うかと申しますと、お子さんが側にいる時の
自己紹介と、保護者同士だけでする懇親会等では、自己紹介の内容は変わってくる
からです。
保護者だけの場合はこちらの記事も参考になさって下さい↓
わが家の子供たちが以前通っていた幼稚園でも、4月の最初の保育日の日に
担任の先生によっては、「自己紹介をして下さい」と言う先生がいらっしゃい
ました。
担任の先生によって、しないクラスもあったようですが(^^;)
まさか自己紹介なんてさせられるなんて思ってもみませんでしたから、
とっても焦ったのを覚えています(^^;)
しかもその先生はどんな内容の自己紹介かも、全く指示がなかったので、
余計にあたふたしてしまいました。
ですので、一番最初に自己紹介されたママさんの内容を真似される方が多かった
ですね(^^)
最初の方で、基準が出来ると言いますか・・・
面白かったのが、ある年の話なのですが、一番最初の自己紹介をされるママさんが
「○○(フルネーム)と申します。一年間、どうぞ宜しくお願いします♪」と
潔く、一言で済ませたママさんがいらっしゃいました。
その後のママさんも、ほぼ全員一言だけの自己紹介で最後まで突っ走りました(^^)
全く同じ言い回しではないですが、
「○○と申します。親子共々どうぞ宜しくお願い致します。」とか
「○○(子供の名前)の母の○○です。一年間、宜しくお願いします。」とか
「○○です。色々とお世話になると思いますが宜しくお願い致します。」とか。
ほんとに、5秒ぐらいの自己紹介です。
自己紹介が苦手な方にとっては、その年の最初に自己紹介したママさんに
心の中で「ナイス♪」と感謝していたでしょうね(^^)
懇親会等の自己紹介では、親同士が仲良く親睦を深めようとする為の会ですので、
少し長めの自己紹介もありだと思いますが、園児たちが側にいる場合は、
短めの自己紹介がふさわしいのではないでしょうか?
1人が1分ぐらいの長さで自己紹介してしまうと、クラスの人数によっては、
かなりの時間を使うことになります。
20人のクラスだったら、自己紹介だけで20分間かかる事になります。
待っている園児たちは、たまったもんではありません(^^;)
ですので、お子さんが側にいる場合の自己紹介は短めがいいのです。
そして、日本人にありがちなのですが、ついつい自分の子供の事を悪めに表現
したり、子供の困った癖などを紹介する方も多いです。
気持ちは分かります。それが日本の文化ですから。
しかし、子供にとってはどうでしょうか?
みんなの前で、
「この子は乱暴なところがありまして~・・・」
「この子はすぐに怒ってしまう性格で~・・・」
「この子はちょっとしたことで泣いてしまう泣き虫で~・・・」
「この子は恥ずかしがり屋のタイプで~・・・」
等、ついつい言ってしまいそうになりますが、言いたい場合は懇親会等の親同士
だけの時に言うようにしましょう。
子供にとったら、わざわざ自分の悪い所をみんなの前で公表され、そして
ますます自分はそんな性格なんだ!と洗脳され・・・となってしまします。
それはあまりにも可哀そうです。
くれぐれも注意しましょう。
では、その辺りと踏まえまして、実際の文例をご紹介させて頂きます。
内容としましては、
◎名前(必須)
○住んでいる場所(おおまかな住所)
○子供の好きな遊び
○子供の好きなキャラクター
○兄弟構成
○習い事
この辺りの内容を言うのがいいでしょう。
【文例1】
○○の母の●●と申します。
住んでいる場所は□□町です。
以前は△△公園で遊ぶ事が多かったのですが、
最近娘が自転車に乗れるようになったので、親子で少し離れた
▲▲公園にも遊びに行くようになりました。
外遊びが大好きな子ですので、幼稚園の遊具でも思い切り楽しんで
ほしいなぁと思ってます。
1年間、親子共々どうぞ宜しくお願い致します。
【文例2】
●●と申します。息子の名前は○○で、いつもは◎◎とあだ名で
呼んでおります。
息子の好きな遊びは、ブロックやパズル等で遊ぶことです。
最近では、親子でジクソーパズルにはまっていて、夕食の後は
毎日親子で楽しんでおります。
色々とお世話になる事も多いと思いますが、親子共々仲良くして
頂けるとありがたいです。
どうぞ宜しくお願い致します。
【文例3】
○○の母の●●と申します。
出身は△△で、□月に◇◇町に引っ越ししてまいりました。
まだまだこの辺りの事が分からず、行動範囲も狭いですので、
お勧めの公園や、お勧めのお店等を教えて頂けたら嬉しいです。
○○には、この1年間でたくさんのお友達を作ってもらいたいなぁと
思っております。
親子共々どうぞ宜しくお願い致します。
【文例4】
○○の母の●●と申します。
この子には、小学2年生になるお姉ちゃんがいます。
今娘は、姉と共に□□のキャラクターにはまっていて、先日も映画を見に行った
ところです。
このクラスでも、□□のキャラクターが好きなお友達がいらっしゃたら
声を掛けて頂けると嬉しいです。
子供と共に、私自身も幼稚園生活を楽しんでいきたいと思っておりますので、
どうぞ宜しくお願い致します。
【文例5】
○○の母の●●と申します。
息子は今、小学3年生のお兄ちゃんと一緒にサッカークラブに入っております。
□□のチームが大好きで、親子でよく観戦に行っております。
サッカーだけでなく、体を動かす遊びが大好きなので、幼稚園でもお友達と
一緒に元気に遊んでほしいなぁと思っています。
1年間、どうぞ宜しくお願い致します。
どの文例も、普通のスピードでしゃべって、だいたい30秒~40秒ぐらいで
終わる内容になっております。
お子さんに合わせて、アレンジしてみて下さいね♪
幼稚園での自己紹介がすごく緊張する場合は?
自己紹介と言いましても、簡単にサラ~っと出来る方と、そんなのすんごい
苦手!という方と様々です。
人前でしゃべるのが全然平気な方は、「かっこつけずに、ありのままをしゃべれ
ばいいのよ~♪」等と簡単に言いますが、人前でしゃべるのが大の苦手な方は、
「自己紹介」という単語を聞いただけで、何だかソワソワしますし、自分が
じゃべる番が近づいて来る時の、あの胸の締め付けられる感じは本当に苦しい
ものなのです。
私も以前は、そんなタイプの人間でしたので気持ちはすごく分かるのです。
ですが、子供を持つ親としましては、今後このように人前でしゃべらなければ
いけないシーンというのは何かと付いてまわります。
特にPTAに当たったりしますと、人前でしゃべる機会がものすごく増えます。
本部役員等に当たってしうと、猶更です。
ですので、今後の貴方の人生にとっても、いつまでも「あがり症」から逃げている
わけにはいかないのです。
きっと、あなたも克服したいと願っているはずです。
お子さんも日々、新しい事や苦手な事にチャレンジして頑張っています。
貴方もこれを機会に、緊張しやすい性格を変えてみませんか?
そんな貴方にお勧めの本があります。
それはこちらです↓
この本を読めば、きっと貴方も「あがり症」は治るだ!と自信が持てますよ(^^♪
もし、自己紹介をする日がそこまで迫っている場合に、自己紹介の場面で
やって頂きたい事があります。
◎ゆっくりと腹式呼吸をするよう心掛ける・・・人間は緊張をしている時、浅く
早い呼吸になっておりますので、ゆったりと深い呼吸を心がけます。
すると心もそれに伴い、だんだんと落ち着いてきます。
◎自己紹介の内容に特に指示がない場合で、人前でしゃべるのが本当に
苦手で仕方がないという場合は、子供の名前と自分の名前をゆっくりと
丁寧に言い、「1年間どうぞ宜しくお願い致します。」と心を込めて言えば
十分です。
前の人が長い自己紹介をしたからと言って、自分も色々としゃべらないと!と
焦るのではなく、【今、目の前にいる方々は、縁があるからこそ一緒のクラスに
なる事が出来たのだ。どうぞ親子共々宜しくお願いします。】と感謝の気持ちを
持つことが出来れば、自然と落ち着いてきます。
緊張しすぎている時は、【人から見られている自分】をものすごく意識している
状態です。
そうではなく、【この事はしっかりと伝えたい。聞いてもらいたい】と、自分が
伝えたい「内容」に意識を向けましょう。
◎緊張しやすい方は、しゃべっている時は早口にならないように、ゆったりと
しゃべるぐらいがちょうどいいです。
早口になっている状態は、ますます自分も舞い上がってきます。
ゆっくりとしゃべっていると、気持ちもゆったりとするのです。
◎自分より順番が前の人がしゃべっている時も、自分のしゃべる時の事ばかり
考えるのではなく、自己紹介されている方の話を、優しい大らかな気持ちで
微笑ましく聞いてみて下さい。
すると、今目の前にいるお母さんたちも、同じ子育てを日々頑張っている
仲間なんだ!と思えます。
すると、自然と緊張がほぐれてきます。
緊張し過ぎている状態というのは、周りの人やその状況を、言い方が悪いですが、
「敵」のような感覚で捉えているのです。
「敵」ではなく、幼稚園生活で一緒に素敵な思い出を作っていく「仲間」なのです。
まとめ
自己紹介を、嫌な物・難しい物と捉えるのではなく、自分や子供の事を知って
もらえる、ありがたい機会だ♪と思えたら素敵ですね☆
ご紹介させてもらった事を、参考にして頂ければ幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。