体操服袋の作り方はとっても簡単です!
小学校で使用するフック付きの巾着型体操服袋のご紹介です。
しかも材料は、全て100均でも手作りが可能です♪
お勧めのサイズや洗い替えの事等も色々書いてます(^^)
小学生のお子さんが低学年の時はもちろん、高学年になっても使えるようなアイデアも取り入れています。
小学校体操着袋の作り方は簡単♪
市販でも体操服袋は売っておりますが、好きなデザインがなかったり、大きさが合わなかったり・・・
値段もすごく安くても、600円ぐらいはするものです。
そんなお悩みを解決するには、やはり手作りが一番です。
苦手な方でも出来るように、詳しく説明を入れてご紹介させて頂きますので、ご安心下さいね♪
お裁縫が決して得意ではない私が、全て100均のアイテムだけで作ってみました。
フック付き(取っ手?)巾着型の体操服袋がこちらになります↓
これは、高学年でも十分使えるようにという事と、洗濯によって2~3cmぐらい縮むかも?
という予想をして、大きいサイズにしております。
(※お選びになった生地素材により、洗濯により縮む場合があります。
絶対にサイズが狂ったら困る!という場合は、作る前に生地を「水通し」をしましょう。
水通しをして、布を縮ませた後に作ります。
私の場合は、子供が小学校で使うただの体操服袋なので、ある程度縮むのを覚悟して?少し大きめに作っておきます(^^))
(めんどくさがりで、すいません・・・)
低学年で使用する場合に、大きく感じる場合はサイズ変更も簡単にできる方法も、後ほどご紹介致しますね。
小学生にもなると、通学時には荷物がたくさんです。
絵の具セットや習字道具、ピアニカや手提げ袋などを手に持たないといけなくなります。
雨の日には、傘もささないといけません。
(幼稚園の頃は雨の日はカッパを着ていたのに、小学生になると恥ずかしがるんですよね~。)
ランドセルの中は1年生でも、けっこういっぱいになります。
体操服袋を入れる余裕がない事がほとんどです。
高学年にもなると、ランドセルの中はほんとパンパンですよ(^^;)
ですので、体操服袋はランドセルのサイドにあるフックに掛けるのが、お勧めなのです。
フックに掛ける時に、体操服袋にフック掛け用の紐等が付いていないと、巾着をしぼる紐自体を利用して、引っかける事になります。
そうすると長さがあるので、下にびよぉ~んとなって、見た目がとてもかっこ悪いです。
ママさんたちも、「おいおい、長げ~な!」と分かっちゃいるけど、見て見ぬふりをしているのでしょうか(^^;)
びよ~んのままだと、1年生の場合などは背が低いですので、階段を下りる時に体操服袋の底を階段でこする事になり、底が汚れたり破けたりします。
長く垂れさがっていると、それだけ荷物の重みを感じやすくなりますし。
ですので、体操服袋を手作りする時にはフック用のヒモを是非付けて頂きたいです。
フック用のヒモがあれば、その部分を持ち手として手で持ってもいいですしね。
では、材料の説明から参ります。
(お家にある物はそのまま活用して下さいね♪)
完成図をもう一度↓
【材料】布・・・柄布(30cm×35cm)を2枚。
無地(26cm×35cm)を1枚。
あまり薄い物はたよりないので、中厚ぐらいのそこそこしっかりした物がお勧めです。
イメージとして、コップ袋に使用してあるようなペラペラした薄手の物は、強度も弱いですので止めておきましょう。
ちなみに今回は、チェックの布だけ100均のセリアで買い足しました↓
チェックの布は約30cm×35cmなので、少しだけ微調整して
ほとんどまるまる使用しました。
ベージュの無地の布は家にもともとあったので、それを活用。
ミシン糸(60番)・・・布の色に合わせてあまり目立たない色にしましょう。
紐・・・太さは5mmぐらいのもの。(合計約218cm)
87cm×2本(絞る部分で使う物)
22cm×2本(フック用)
以上です。
私は紐もミシン糸も100均も物を使用しております(^^♪
【作り方】
①布をカットします↓
多少のずれは気にしない気にしない(^^)
②布のふちがほつれないように、ジグザグミシンで始末する。
(ロックミシンのある方はそれをお使い下さい)
ジグザグミシンをかける時に、布の端ギリギリを狙うとミシンの針が布を
巻き込んでしまい、ミシンが「うぃ~ん」と唸ってストップしてしまいます。
布端より少し内側にミシンをかけるようにしましょう。↓
(ミシン糸をベージュにしているので、あまり分かりませんが・・・)
③柄布と無地布を中表(布の表と表を内側で合わせる)にして、縫い代1cmで縫い合わせる。
35cmどうしの所を縫います。
この図は2か所縫い合わせて、広げた図です↓
緑の棒線部分が巾着の底面になります。
④中表にして、二つに折ります。
無地布が下(底)になるように、折ります。
柄布の上端から7、5cmのところに印を付けます。(あき止まり。ヒモも後ほど通す部分になります。)
左右両方、印を付けます↓
⑤あき止まりより下の両脇をまち針でとめます。
柄布と無地布の継ぎ目は、柄布が上にかぶさるようにまち針をとめます↓
縫い始めと縫い終わりに返し縫いをし、布端から1cm内側を縫い合わせます↓
両脇、同じように縫います。
⑥両脇の縫い代を割ります↓
アイロンを使って、しっかり型を付けた方が後の作業がやりやすいです。
あき止まりの周りを2mm~3mmの縫い代で縫う。
青丸の所は、丈夫にするために往復させます。
青丸の所は短い距離なので、その部分は失敗しないようにプーリーを手で回して 縫ってもいいですね。
普通のスピードで縫ってしまうと、ダダダーっと多めに縫ってしまいやすいです。
ですので、私は細かい部分を縫う時は、プーリーをせっせと手で回して縫う事が多いです(^^)
⑦入れ口を、裏側方向に向けて1cm折ります。
もう一方の入れ口も同じようにやりましょう。
これもアイロンでやった方が、後の作業がやりやすいです。
⑧続けて、入れ口の縫い代を裏側方向に向けて3cm折り、
三つ折りにします↓
アイロンを使用しましょう。
もう一方も同様です。
まち針で何か所かとめます。
その後、入れ口の長さの中心に印をつけます。(水色の丸)
中心から2cm離れた位置にも印をつけます。
フックのヒモを付ける位置になります。(白の丸)
左右に2か所つけて下さい。
もう一方も同様です。
⑨フック用のヒモを三つ折りの中に入れ込みます。
先ほど付けたヒモの位置の印の外側にヒモの端がくるように
します。
ヒモとヒモの間が4cmあくようにします↓
ヒモの端を1,5cm中に入れ込み、まち針でとめます。
三つ折りの内側はこんな感じになります↓
⑩いよいよ、山場です(^^)
ヒモを挟み込んだまま、縫い付けていきます。
三つ折りにした端から3mmぐらいの幅で縫っていきます。
縫い始めと縫い終わりは、返し縫いをします。
ヒモの近くまでは、普通に縫っていきます。
近づいてきたら、まち針を外します↓
⑪そのまま、ダダ~と縫いますと、「押さえ」がヒモをぐいぐい手前へ押してきます。
(押さえ調節機能があるミシンはいいですが・・・)
手前に押されるギリギリまで来たら、
ミシン針が布に刺さった状態(必ず!)で、押さえのロックを外して
上にあげます。
そして、ヒモを押さえの下に指ですべり込ませます↓
押さえをまた下して、縫っていくのですが、ここで普通にダダーと
縫ってしまうと、まだヒモが手前に押されてくるかもしれないので、
手でプーリーをくるくる回して、手動でやった方が安心です(^^♪
様子を見ながら、もうヒモが手前に押される事がなくなったら、
普通に電動で縫っていきます。
ヒモの所は毎回このようにして縫っていきましょう。
もう一方の入れ口も同様です。
無事に縫えました♪↓
⑫次は、入れ口に近い側の部分でヒモを縫い付けます。
ヒモの2mmぐらい手前から縫いますので、押さえでヒモが固定されて
いる状態からのスタートになると思います。
⑬負荷がかかりやすい部分なので、3重に縫いましょう↓
押さえが常にヒモを押さえている状態だと思いますので、やりやすいはずです。
状況によって、プーリーを手で回してもいいでしょう。
縫い終わった後、表から見た状態です↓
糸の色を布に合わせているので、あまり目立ちません♪
⑭87cmのヒモを画像のように、それぞれを逆方向にヒモ通し口から
通します↓
⑮完成しました☆ ↓
体操服袋の洗い替えは必要?
私の地域では、週に3回体育の日があります。
うまく月・水・金という間隔なら、体操服袋も1枚でいいのですが、
上の子も、下の子も、連続して体育がある日があります。
ですので、やはり2枚あった方が便利がいいです。
体育大会が近づくと、毎日体操服を持って行く期間もあります。
やはり2枚は準備しておきましょう。
梅雨や冬では、乾くのに時間もかかりますしね(^^;)
それに、子供たちはドロドロの体操服をそのまま体操服袋に突っ込んで
帰ってきますので、体操服袋の中も砂だらけになったりします。
やっぱり毎回洗いたくなります。
2枚用意するのがお勧めです!
体操服袋のサイズはどれぐらいがいい?
これは、お子さんが通学している小学校によって変わってきます。
我が子の通う小学校では、体操服袋に入れる物は
体操服の上(半袖or長袖)、体操ズボン(半ズボン)、赤白帽です。
3点セットだけだったら、低学年のうちなら縦30cm×横25cmぐらいでも、全然入ります。
ですが、我が子の通う小学校では脱いだ私服を体操服袋に入れて、自分のロッカーの中にちゃんとしまわないといけないのです。
ですので、冬場のよくある服装例としましては、
○ジーパン
○長袖の下着
○トレーナー
これを、体操服袋に入れないといけません。
きっちりとたたんで、うまくしまえば低学年のうちは30cm×25cmぐらいの体操服袋でも入るのでしょう。
しかし、短い着替えの時間で慌てて着替えますので、ほとんど団子状態の私服を入れる感じになります。
ですので、小学1年の下の子は約30cm×25cmで冬場の私服はぎりぎり入る感じだと申しております(^^;)
(ちなみに、服のサイズは110cmを着ているような小柄なタイプです。)
小学4年の上の子は、約30cm×25cmサイズの体操服袋では「冬場は私服を入れるのがやっとこさだ!」
と怒っておりましたので、今回ご紹介させて頂いたサイズぐらいの体操服袋で、作り変えました。
ですが、上の子も小柄なタイプで4年生でも130cmのサイズを着ているような身長です。
今回ご紹介させて頂いたサイズだと、ランドセルにひっかけた時に、身長の割に袋がとても大きく感じます。
130cmの私服を入れるには結構余裕がありましたので、少しサイズを詰める事にしました。
その方法をご紹介したいと思います。
簡単ですよ♪
今回は、無地のベージュの布のサイズを4cm詰めることにします。
袋を裏返しにして、柄布の方向に向かって2cm折ります↓
まち針でとめて、オレンジの点線の部分で縫います。
今後、元のサイズに戻す事も考えて、3mmぐらいの少し大きめの縫い目に
しておいた方が、後でほどきやすいでしょう。
2cm折って、点線部分で縫うと2cm×2で4cm詰めたことに
なります↓
このサイズの体操服袋に130cmのジーパンと長袖下着とトレーナーを
入れると、イメージとしましては袋の8割ぐらいを使用する感じです。
今後身長が伸びて、服のサイズもアップして、このサイズの体操服袋では、
入りづらくなったら、詰めた部分をほどいて、元のサイズに戻す予定です。
袋の中はこんな感じになります↓
※詰めた部分の糸を外す時には、お選びになった生地によっては、縫い目が多少目立つ場合もあります。
表面がつるんとした生地は、針の穴が目立ちやすいかもしれません。
(洗濯すれば、穴は目立たなくなると思いますが)
それに比べて、凹凸のある生地の場合は針の穴は目立ちにくいです。
そしてもうひとつ、気を付けて頂きたい事があります。
体操服袋はなかなかの頻度で使う物になりますので、通学時には紫外線を浴びる事となりますので、どうしても色落ちがしてきます。
ですので濃い色の生地を選んだ場合に、サイズを元に戻した時は紫外線で
色が薄くなった部分と、詰めてあった部分とで色の濃さが変わる場合があります。
そうなると見た目が悪いので、詰める部分に使う生地はベージュ等の色にした方が色の変化が少ないでしょう。
ちなみにこれは、娘の給食袋のヒモ通しの部分です↓
色の濃い物だと数年使うとこんな感じで、良く日が当たる部分と当たらない部分でこのような差が出てきますので、ご注意を(^^;)
お子さんの洋服のサイズや、学校での体操服袋の使い方によって体操服袋のサイズは調節してみて下さいね!
まとめ
今回ご紹介させて頂いたサイズはあくまでも目安ですので、お使いのご環境によって、サイズを変更してみて下さいね♪
小学生ぐらいのお子さんだったら、横幅を狭くすると使いにくいと思いますので、横幅がしっかりとある物が使い勝手がいいでしょう。
大人のカバンでも、取り出し口が大きいカバンの方が使いやすいですもんね(^^)
お子さんにとって使い勝手の良い体操服袋を、是非作ってあげて下さいね☆
入学準備品の中で、【連絡帳袋】や【給食用マスク】や【私服のポケットに入りやすいハンカチ】はおそろいですか?
これらもとっても簡単に作れますので、もしまだ準備されていないようでしたら、こちらの記事もご覧下さいね♪
☆A4サイズのクリアファイルが入る、簡単シンプル連絡帳袋です♪
☆オシャレなダブルガーゼを選べば、超簡単でも可愛くマスクが作れる!
☆お子さんの体格に合わせて、お好きなサイズでハンカチが作れる!
最後までお読み頂きありがとうございました!