インフルエンザ予防接種は子供(13歳未満)は
2回接種が一般的だが、
大人も2回打てばそれだけ効果が高まるの?
値段も少し安くなったりする?
2回接種する場合の間隔の空け方は?
そんな素朴な疑問にお答えします(^^)
インフルエンザ予防接種は大人も2回した方が効果ある?
大人は本人が知らない間にインフルエンザに
感染していることがとても多く、
インフルエンザに対しての基礎免疫が
ある程度あるのが普通です。
しかし、赤ちゃんや子供の場合はインフルエンザに
感染していない事も多く、免疫力もまだ十分に
備わっていませんので、2回の接種が必要です。
近年の報告では、成人の場合では、
1回接種だとインフルエンザに対する予防効果を
持つ抗体が作られる可能性が約65%ほどとされています。
2回接種だと約95%ほどにアップします。
ですので、予想したワクチンの型が合えば、
2回接種すればそれだけ可能性の確率を
上げる事が出来ると言われています。
そして、1回接種しただけと比べて、
2回接種の場合は予防効果が高い状態で
尚且つ長い期間予防効果が続くと考えられています。
しかし、インフルエンザワクチンに限らず、
どんなワクチンであれ副反応のリスクと
いうものは必ず存在します。
ですので2回接種の場合は、副反応のリスクは
どうしても高まってしまう事は忘れない
ようにしましょう。
副反応としましては、接種した部分が腫れたり、
ごくまれに熱が出ることもあります。
非常にまれではありますが、アレルギー症状として
ショックや蕁麻疹や呼吸困難等が起こることもあります。
特にアレルギー体質の方や今までにワクチンによる
副反応が過去にあった方は、十分にかかりつけの医師と
相談の上、慎重に2回接種をするようにしましょう。
2回接種というのは、インフルエンザに対する
予防効果は高まりますが、その反面として
金額的にも高くなりますし、風邪のはやりやすい時期に
病院へ行くリスク、そして副反応の確率も上がってしまう事は、
しっかりと頭に入れておきましょう。
大人の方の場合は、インフルエンザの予防接種は
1回だけの方がほとんどですが、
ご本人の希望により2回接種も可能です。
例えば、どうしても仕事を休むのが難しい場合や、
受験生や、そのご家族の方、赤ちゃんがいる
ご家庭等で、少しでも予防効果を高めたい場合は
大人でも希望により2回接種出来ます。
どうせ接種するなら、時間帯にもこだわって、より恩恵を受けたい!と
お考えの方は、こちらの記事もご参考になさってみて下さいね↓
インフルエンザ予防接種の効果は?午前中と午後どちらがいい?打つ時期は?
しかし、病院の先生の考え方により大人は
1回接種と決めておられる場合もあります。
ですので2回接種される場合は、
極力かかりつけの内科の病院で、事前に2回接種も可能かどうかを
事前に電話で確認しておきましょう。
インフルエンザ予防接種で大人の2回分の値段はどうなる?
2回接種する場合は値段はどうなるのでしょう?
ちなみに子供の場合は2回接種が原則の為、
2回目の値段が安くなることが多いです。
例えば1回目は3500円で、2回目は2500円等です。
大人の場合はどうなるかですが、
私の住んでいる地域で電話で確認をしてみたところ、
B耳鼻咽喉科:大人は原則1回だが、
受験生であったりどうしても特別な事情がある場合に限り考慮。
3500円×2回=7000円
C外科:大人の2回接種可能。 3500円×2回=7000円
D内科:大人の2回接種可能。 3900円×2回=7800円
E内科:大人の2回接種可能。 3500円×2回=7000円
です。
大人の場合は1回が基本ですので、
本人に希望により2回接種するからと言って、
2回目が安くなったりはしない事が
ほとんどだと思われます。
ご参考にしてみて下さい。
インフルエンザ予防接種を大人が2回する時の間隔は?
これは大人も子供も変わりません。
1週間後~4週間後の間隔で2回接種します。
4週間後に追加接種した場合が、
抗体が最もよくできるとされています。
しかし、予防接種を打つ時期というのは
風邪を引きやすい時期でもあります。
4週間後ぴったりに受診して、微熱があったり
風邪をひいていては接種する事が出来ませんので、
3週間後ぐらいを目安にしておいた方が
無難かもしれません。
3週間後の日に、万一接種できなくても
残り1週間あるので安心ですね♪
まとめ
インフルエンザになってしまうと、
自分だけでなく家族にもすぐに感染してしまいますので、
しっかりと計画を立てて、今年の冬を元気に乗り越えたいですね!
下記にも関連記事がございますので、是非ご覧になって下さい。
最後までお読み頂きありがとうございましたm(_ _)m