インフルエンザの予防法と言えば、うがいや手洗いやマスク着用がパッと
思いつきますね。
しかし、首相官邸のホームページでも予防法として「うがい」が削除され
たのです。
ホントにうがい必要ないの!?
気になる疑問を解決して頂きたいと思います(^^)
インフルエンザ予防にうがいは本当に効果ないの?
うがいが必要ないって・・・
今までの感覚からすれば、何だかビックリしちゃいますね(^^;)
予防法で「うがい」が削除された理由は、簡単に言えば「現実的ではない」
からでしょう。
インフルエンザウィルスは鼻や喉等の粘膜に付いてから20~30分で粘膜細胞内に
あっと言う間に侵入してしまいます。
(もちろん侵入してしまっても、自分の免疫力が高ければ病気は発症はしないのですが・・・)
ですので、粘膜に付着してしまったら直ちに洗い流さないと意味がないという事です。
普段生活をしていて、「あっ!今、ウィルス付着した!」なんて分かる訳ないですもんね(^^;)
いつどのタイミングで付着してしまうか分からないので、20分ごとにうがいや鼻洗浄を
やり続けなければいけないという事です。・・・・・
でも、逆に言えば出来る範囲内でうがいをこまめに行い、運良くインフルエンザウィルスを
洗い流す事が出来れば、全く意味がない訳ではないですよね?
なので、プラシーボ効果効果ではないですが、うがいで洗い流せているかも♪という
プラス思考が身体にもいい影響を与えるのではないかと、真面目に思ってます。
鼻洗浄はさすがに面倒くさいですが、うがいぐらならインフルエンザが流行る時期に
出来る範囲でこまめにするぐらい、そんなに苦痛ではないと思います。
手洗いは効果があると認められている訳ですから、手洗いしたついでにうがいもやっとこ(^^♪
でいいのではないでしょうか?
お仕事をされてる方は、なかなかこまめにうがいをするのは難しいですよね?
20分に1度って、かなりの頻度ですもんね(^^;)
お医者さんの中には、うがいが出来なくてもこまめに水分補給して、喉に付着したインフルエンザ
ウィルスを胃に流し込む事で、胃液でウィルスを退治する方法を提唱されている方もいます。
胃液のパワーってすごいですね(@_@)
うがいをしようと思ったら、手洗い場がないと出来ませんが、水分補給なら取り入れやすいですね♪
最近はマイボトルを常に持ち歩いている方も多いですし。
こまめな水分補給の他にも、唾液の分泌を促すのもいいそうです。
唾液には殺菌効果がありますので、それがインフルエンザの予防にも期待が出来るのです。
ガムを噛んだり、飴を舐めたりするのも唾液の分泌が高まりますのでお勧めです。
あまりにも頻繁に飴を舐めすぎると、虫歯や太る原因になりますので、後で口をゆすぐなり、
低カロリーの物を選ぶなり、飴を食べた後でキシリトール入りのガムを食べるなりして
工夫しましょう。
ちなみに私は、今年の冬は梅干しや大好物の料理をこまめに思い浮かべ、唾液の分泌を促して
唾を飲み込みまくろうと計画中です(笑)・・・結構本気です。
インフルエンザ予防に緑茶がいい?
インフルエンザには緑茶が効果的!と一度は聞いた事がありませんか?
緑茶のカテキンのいうポリフェノールが、インフルエンザウィルスを抑制する働きがあります。
実際に緑茶のインフルエンザ予防の様々な実験が行われおり、緑茶を日頃から飲むグループと
飲まないグループでは3倍程度の罹患率の差がありました。
緑茶にはビタミンCも含まれているため、免疫力を向上させる効果も期待できます。
しかし、ビタミンCは熱に弱い性質がありますので、ビタミンCの恩恵を受けようと思ったら、
水だしにしましょう。
緑茶には抗菌作用もありますので、うがいをする時に水の代わりに緑茶うがいをするとより
効果的です。
庶民の私としましては少々勿体ない気持ちもしますが、インフルエンザの流行る季節は、
大抵2か月程ですので、その期間ぐらいはセレブ気分で緑茶でうがいしちゃいましょう(^o^)
うがいをする時は、より喉の奥まで届きやすいように、「あぁ~~~」と声を出しながら
うがいすると、舌の位置が少し下がって奥まで緑茶が届きやすいでしょう。
緑茶を飲む時の濃度は濃い方がよりカテキンを取れますので、美味しく飲める範囲で濃い目に
淹れたお茶を飲むようにするといいですね♪
ちなみに、カテキンは摂取後体内に長く留まる事は出来ませんので、インフルエンザが心配な
時期は毎日飲むようにしましょう。
緑茶が苦手な方は紅茶でもいいです。
テアフラビンというポリフェノールが含まれており、緑茶の2~3倍強力とも言われております。
紅茶というと、どうしてもおやつの時間にお菓子と一緒に飲んだりというイメージですが、
食事の時でも気にならない方は、紅茶もお勧めですよ!
インフルエンザ予防のうがいにはうがい薬が一番?
うがいをする時には、うがい薬でしっかりと殺菌・消毒すれば、インフルエンザにもすごく効き目が
あるんではないか?と思いますね(^^)
商品によっては、なかなかパンチのある色と臭いをしておりますので、いかにも効きそうな感じが
します(^^;)
しかし、何でもかんでも殺菌する行為は、自分にとって有益な菌までなくしてしまう事につながります。
うがい薬の効能は、メーカーにより多少違いますが、喉の口腔の殺菌・洗浄以外にも、炎症を抑えたり、
口臭予防の効果があったりします。
ですので、喉がすごく痛い時や、口臭が気になる時等に時々使う分には問題ないと思われますが、
風邪やインフルエンザ予防の為にと、毎日頻繁にうがい薬を使うのは逆に口腔内環境を悪くする恐れも
ありますので、日頃の予防対策には水やお茶でうがいをするのがお勧めです。
その方がお金もかかりませんしね♪
まとめ
インフルエンザ対策を出来るだけ簡単に、しかも効果的に出来るように、まずは取り入れれる事から
実行していき、今年はインフルエンザに打ち勝ちましょう( `ー´)ノ
最後までお読み頂きありがとうございました。