最愛のペットが亡くなってしまい、悲しみに暮れている。
そんな時は、喪中ハガキを出してもいいのでしょうか?
もらった方はどう思うのでしょうか?
文例や喪中期間等もご紹介致します。
ペットが亡くなったら喪中はがきを出す?
近年では、ペットを我が子同然に接したり、家族の大切な一員として、
捉えられる方が増えてきております。
世間的にも、「ペットロス」という言葉も浸透しております。
ですので、ペットが亡くなってしまった際には、喪中はがきを出すかたも
徐々にですが増えてきつつあります。
しかし一般的な感覚としましては、最愛のペットであっても喪中はがきを出すのは、
やり過ぎではないか?と感じる方が多いのが現状です。
特に、年配の方・ペットを飼っておられない方・生き物に興味のない方等は
顕著でしょう。
ペットが亡くなったら喪中はがきを出す方がいらっしゃるようになったのは、
10年ほど前からの話ですし、大切なペットが亡くなっても喪中はがきを
出さない方が大半です。
ですので、自分の性格をよく知ってくれている方や、ペットをすごく愛していた
のを理解してくれる方や、ペットを通じて仲良くなった方等には、喪中はがきを
出しても、気持ちを分かってくれると思います。
しかし、それ以外の方に喪中はがきを出すと、違和感を感じられてしまったり、
価値観が違うので付き合いづらい、常識がない人だ!と思われて疎遠に
なってしまうかもしれません。
どちらが正しいとか間違っているとかではないのですが、それが現状なのです。
ペットの喪中はがきの文例紹介
前章を踏まえた上で、やはり喪中はがきを出す事に決められた場合には、
どのような文例にするのがいいのでしょう?
基本的に、人であってもペットであっても喪に服す気持ちは同じですので、
人が亡くなった時と同じ様な文例で良いでしょう。
(例)
お過ごしのことと存じます。
本年〇月に愛犬の○○が〇歳にて永眠いたしましたので、
年始の挨拶は控えさせて頂きます。
生前のご厚情に深く感謝いたしますとともに、
これからも変わらぬご厚誼を賜りたく謹んでお願い申し上げます。
厳しい寒さが続いておりますので、お体に気を付けてどうかご自愛下さい。
平成○○年〇月
ペットの喪中はがきの場合は、ペットの写真を載せても良いでしょう。
はがきも弔事用のはがきにして、控えめなデザインとしましょう。
ペットの喪中期間は?
これも、ペットであろうが人間であろうが同じと捉えてよいでしょう。
一般的な喪中期間は1年(13ヵ月の場合も)ですので、その期間の間は喪に服す
期間として、心の整理をゆっくりとしていきましょう。
しかし、ここで気を付けておかなければいけない事は、喪中期間の間に、
例えば友人の結婚式や、友人知人の一生でも数回しかないようなお祝い事の参加を
辞退するか?という事です。
やはり喪中はがきと同じで、世間一般的な感覚としましては、最愛のペットが
亡くなったからと言って、ペットの喪中を優先するのか!?となってしまうでしょう。
喪中はがき以上に、その辺りは世間一般的な感覚に合わせた方が無難でしょう。
自分や家族の範囲で、「1年間は派手な生活は出来るだけ慎み喪に服す」とするのが
良いでしょう。
まとめ
最愛のペットが天国に行ってしまい、ご傷心のこととお察し致します。
ですが、あなたが元気に笑顔で過ごしている姿を見せてあげる事が、
一番の供養となるのではないでしょうか。
最後までお読み頂きありがとうございました。